浅田信一

闇を貫いて – 浅田信一

雨が心の扉に手をかける 悲しい音をたてる
ガラス窓張りついてヘッドライトあびて 光り輝くしずく
横たわるあの橋をひとつ越えたら
作り物の海に出る
沖に浮かぶ灯りがかるく揺れたら
僕は旅に出る 知らない街に旅に出る

闇を貫いて 光をあつめて
新しい羽根を手に入れる

疲れきった身体にしみわたるように
夜空にビロードの雨が降りた YEAH

低く流れる暗い雲を追って ここまで来たけれど
君にウソをついて傷つけたことで 胸に穴が開いてた
雨に濡れ人気の無い埠頭歩けば
アズライトの風が吹く
夜をすべる貨物船に乗れたら
君をさらってく 力ずくでもさらってく

闇を切り裂いて 光をともして
素晴らしい日々を君と過ごす

擦り切れた心を潤わせるように
かすかに東京の月が輝いた YEAH

闇を貫いて 光をあつめて
なにげないものを君にあげる
闇を切り裂いて そして光をともして
新しい嘘を君にあげる

けして枯れることない花がほころぶように
未来は僕らのためにある

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CHERRY BLOSSOMS – 浅田信一

壊れそうな望みさえも 讃えて咲く花のようにたったひとつのその命を 燃やし続けている陽射しが背に絡む陰りを連れ去る 散りゆく花は空に舞う焼き付けた景色に心で呟く

Answer – 浅田信一

何を見つめてるの 僕らなす術もないんだ何を恐れてるの 前に進むしかないんだ何を探してるの 今は孤独すらないんだ夜空覆う雲は 君が貫けばいいんだ気づかず僕らが歩い

冬を歩く – 浅田信一

冬めく夜風と 凍る街路樹に瞬く街並みを僕ら コートの襟を立て歩いてく思いがけず吐いた息は 白く浮かんでいる虚ろげに輝く moon, walk on冴える渡る満月

宵待ち – 浅田信一

見上げればほら陽が沈む空 今日も終わりゆく茜の夕焼けと煌めく星 小さな君河原の道に湿った風が 種を運んでゆく置き去りの自転車さえ照らした月 流れる時ああ 街の灯

I FOUND OUT – 浅田信一

早くなり遅くなり 悪戯に過ぎてく日々よ肩を並べたり 膝を抱えたり 二人を暖めて青と朱色に染まる 胸で咲く残り火を涸らさぬままで 絶やさぬままで 心を溶かしてよ素

JETPLANE – 浅田信一

高速の上にキラリ光反射したジェットプレーン エアプレーン光輝く疲れ知らずの翼をくれ Oh Yeah放たれたドアにふらり一人飛び乗ったタクシー バックシートアスフ

最速のカモメ – 浅田信一

突っ走れフルスロットル 胸に火がつく予感ダンスビート グッドヴァイプレーションレザージャケット身にまとって 絶えず狭める車間デッドヒート 続くインスピレーション

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夜明けを待ちながら – 浅田信一

消えかかる記憶と言葉を吐き出してガラスに映る月を君はただ見つめてた来た道に音をたてて 夜を彷徨う疾強風が苛立つ身をつよくはやく突き抜けるまで今降りそそぐ未来にと

AND I LOVE YOU – 浅田信一

And I Love You, So Love You, Can't You See! Can't You See!Yes I Love You, So Lov

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昨日の少年 – 浅田信一

背よりも高い向日葵に囲まれながら 夏は過ぎて小さな陽に焼けた足であき缶蹴飛ばし 願いかける影が伸び 空が赤く染まる泣き虫の弟は ぼくの背中で眠る父からもらった

クラゲ – 浅田信一

やがて時は過ぎて枯れ葉散ってまた恋に落ちても君よココロで揺れ咲く花になれ浅い夕暮れ時にほころぶ風は 出会った頃の吐息のようで空に虹が消えても君が泣いても 夏はこ

MAGIC CARPET RIDE – 浅田信一

リンゴの木の下で 二人夜空を見てた遠くに沈む月が 綺麗だよね君に出会えたこと 奇跡的に思う大事にしなきゃダメね その気持ちはねサンタフェの大地から オーロラの彼

LOSER – 浅田信一

山の斜面に建つ 白いペンキで塗った見張り塔に登って 君の姿を追いたい空から運ばれた 喜びと悲しみが背中合わせでぼくの 身体の中交差するガラス細工のような 君の弱

流れ星と月の石 – 浅田信一

行く先もきめず ぼくは靴をはいて車を走らせ 風を切る何処かの誰かが 虹のたもとにはきっと喜びが溢れてると語った銀のスカーフを風になびかせて光と影の中で今夜 流れ

ラブレター – 浅田信一

移り変わる 季節に追いつくように最後の枯れ葉が ヒラヒラと散った丁度今日が 冬のはじまりだと知って独りじゃ寂しくて 歩いて街に出た夜道の風をそっと拾い集めてあな

IN EVERY PLACE – 浅田信一

人ごみ避け駆け上がる歩道橋の上 真冬の夜空にそっと手を伸ばした凍る街路樹彩るイルミネーションは まるで真冬のホタル悲しく灯るくちびるから零れ落ちる 吐息集めてい

STEREO TYPE – 浅田信一

何処かの誰かが またオレに嘘をついたバレるわけがないと 思ったらしいだったら今日からは 何も信じなきゃいい当たり障りなく 暮らしてりゃいい流行のモノを 追いかけ

SUN ON THE MOON – 浅田信一

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