洛天依

  • T.A.O. – 洛天依

    最初に 目を見開いた名前は 見つからなかった 群青の海を 漂っていつの間にか 辿り着いたんだ 両手が在ると 気がついて両足で そこに立った時 震える喉が 呟いた「ここから、どこに行くのだろう」 積み重なっていく 地層が道のりを 物語っている 悲しみを抱え喜びを探しながら 螺旋状に 続く 心臓は 動いた灯火を 紡ぐように 怖がりな心を 焚きつけていく行く場所も 告げぬまま 君の 泣き声がこの星を 包…

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