泉まくら

エンドロール – 泉まくら

少し落ちた視力に 君はなんと綺麗に映る
曖昧な点だって潤んで さらう この心を何度でも
あみだくじみたくなぞる フローリングの溝
君はいつも向こう岸 涙溢れそうな心の淵
腰掛けて くゆらす溜め息
満ち引き忙しない自信
ケツはたいて帰路
蹴った小石は自販機の下 出てこない
君の心の様
ぶってやりたいよ あの日の僕を

そのエンドロールに
僕の名前見つけて
やっと よかったって言えた
大きく手を振れば
触れるよりもずっと胸が震えて
自分の場所を分かった気がした

灯せば消える100パー
溶けた蝋にまで見とれた
いつまでもこうしていられそうで
途方も無いよ
遮るものない対象に
近づけないのは何故
これさえあればって思い出まで
かっさらってった夏の強い風
あぁ さよならなんて言葉だけ
あんなの嘘なのに
思い知るまでが恋

そのエンドロールに
僕の名前見つけて
やっと よかったって言えた
大きく手を振れば
触れるよりもずっと胸が震えて
自分の場所を分かった気がした

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君のこと – 泉まくら

ペダルを踏み込んだいつでも君だけを見つけたこの目にあまりにもたくさんのことが飛び込んで勘違いしていた 君のこと あの噂すずめが電線から落ちる朝皆が上の空するあく

東京近郊路線図 – 泉まくら

酸欠になりそうな交差点の真ん中ぶつかった肩に頭下げるのはさ田舎から持ってきた癖ですってくらい誰も謝んないないい感じに許される街私のこと分かったような顔しててよい

ドレスを着る前に – 泉まくら

ドレスを着る前に脱ぎ捨てるべきものがあってドレスを着る前に脱ぎ捨てるべき有りもしない自信街の隅にある定食屋の隅にある本棚の隅にある週刊誌の隅にも載らん私のスキャ

Dance? – 泉まくら

あっちは何がまずいのか目を逸らすまずまずの結果でも省みず自尊心抱いた胸はちきれそう可愛げないこんな勝気でどう呼んだって誰も来やしない振り向きもしない薄情だ?構わ

真っ赤に – 泉まくら

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ワンルーム – 泉まくら

失恋休暇とやらが取れるらしいのでさっそく二連休中です触ったこともないプレステだけど置いてったんならもらおうワンルームってやっぱ一人のもんだわ溜め息よく響く白い壁

棄てるなどして – 泉まくら

棄てるなどして棄てるなどして(もっと)棄てるなどしてるのに増える増える増える気に入ってた服もあっさりお下がりなんかもう要らない物ばかり溜まりすぎこの部屋も引っ越

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散歩 気に入ってる場所なんて特にはないけど風がいい ベビーカーがいい僕にはないものがなんだかいい(このお昼に考えたこと 眠る頃忘れるかもしれない)朝には 必ず陽

明日を待っている – 泉まくら

菜箸でつつく 煮崩れた後の汁なんもうまく行かないホリディみんなみんなほったらかして家出て何回振り返ったろう 見慣れた道今日一日終わればまた私にいつもの日々いいこ

幻 – 泉まくら

また来年だと夕日に歩くあなたを見るしあわせこれがまぼろしだとして構わない心どう責めようきれいな色だと落ち葉にしゃがむあなたを見るしあわせこれがまぼろしだとして満

Circus – 泉まくら

誰もの目を引くトピック山積みの週刊誌にあきれるような見出しが溢れてるうるさい文字は挑発的でなんか妙な不安まで覚える邪魔くさいものは捨てて塞いでた気持ちとリスター

pinky – 泉まくら

ちょといい雰囲気になったって君は見向きもしないのだれが止めようと無意味君こそが僕だけのpinky心を染めて 頬を染めていつまでこうやってほっとく気?あぁ苦しいこ

Love – 泉まくら

As You Like Itすべての仕草が愛おしい小さい相槌 僕にしか見えない合図誰とも許しあわず来たから自分を許す力もないままもしこれが本当に愛なら病みつきに

Lullaby – 泉まくら

夢なら醒めてしまえばいい戻れなくなる前に早く響く優しい声Just like a lullaby誰も お前のことなんか見ちゃ居ないもっとしっかり強く生きなさい他人

YOU – 泉まくら

オーベイビー何度説明したってわかってくれそうにないけどオーベイビー 君が一番大事だよあの日だってさ あの行列に並んで買ったヒールもほったらかしはどっち?もう飽き

baby – 泉まくら

アノ子とは関係ないの?本当なら見せてoh もうタイムリミットって気付いてるアノ子には興味ないの?本当なら見せてah もうタイムリミットだって追いかけて来てよ b

愛ならば知っている – 泉まくら

苦しみを知れば人に優しくできるなんて嘘に振り回されて 罪滅ぼしみたいに自分を押し殺しいつも誰かのおかげ、自分のせいそのほうが分かりやすいやって悲しいことを履き違

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いつまでだって苛立ってられるよな最悪な日癖みたいにコンビニ 小銭入れ鳴らし雨上がり いつもの道まだ濡れたまま水溜りに輪っか 落ちる粒君が笑ったあの日のこと街路樹

Birthday – 泉まくら

相容れない感性に飛び込むあぁ、狭い世界に飛び込むだれも言わないからきっと気づかないそれでいい まぁそのうちほらまた盛り上がってく「オンリーワン」って話飽き飽きし

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