泉ちどり

一夜花 – 泉ちどり

あんたみたいな 男に惚れちゃ
ばかを見るねと 枕酒
一夜花でも おんなは女
出てゆく男の 胸よりも
もどる男が ほしいのよ

[セリフ]あんた 淋しいねえ 霧笛が泣いてるねえ
誰が恋しいのさ 今夜はなにもかも 忘れておしまいよ

春というのに 霧笛の声が
むせび泣いてる 海の宿
一夜花でも なさけは情
あんたの旅路の 話でも
寝物語に 聞かせてよ

[セリフ]そりゃあ女だもの 惚れた男と一緒なら 駈け落ちもしてみたい
でもさ この町が好きで捨てられないのさ
酒場に咲いた一夜花 あたしの名前ならあんたごのみでつけといてよ

住めば都で この最果ての
町がわたしの 肌に合う
一夜花でも みれんは未練
も一度ながれて 来たときは
浜の酒場を たずねてよ

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ふたり静 – 泉ちどり

心の傷なら この俺が治してやるよと 抱いた人あなたの優しい 笑顔をのせた重さが嬉しい ひざ枕ふたり静の 花のよに春を待ちます 夢抱いて生まれた時から 出逢えると

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時化(しけ)た海には 鳥さえ飛ばぬあんたの船も 帰らない私(うち)は… あんた…待っちょるたい… 待っちょるたい…暴風雨(あらし)に頬を 叩かれながら波止場に立

夫婦節 – 泉ちどり

観音様の 石段を一月(ひとつき)ぶりに 連れ添い上(のぼ)る死ぬまで生きる 定めなら死ぬまで 明日(あした)を 咲かせたい振り向けば すべて愛浮いて沈んで また

おんな舟 – 泉ちどり

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温泉まんじゅう – 泉ちどり

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いのち歌舟 – 泉ちどり

歌をいのちに 置き換えて生きてきました ひとすじに川の流れに 流されて泣いたあの日も 懐かしいいのち歌舟 漕ぎながら星が抱きつく 風の宿飛ぶに飛べない 川ちどり

黒潮度胸船 – 泉ちどり

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夫婦あかり – 泉ちどり

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浮雲日記 – 泉ちどり

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北のおんな節 – 泉ちどり

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おんな枯れすすき – 泉ちどり

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運命橋 – 泉ちどり

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