河島英五

地団駄 – 河島英五

たそがれてく街 摩天楼の影 駅前ビルの壁 染める夕陽
やさしさ色につつまれてゆく 街をゆく人も
重なるハイウェイ 絶えまない流れ 何かに追われる そんな人生
夢も置きざりに自分を見失い 人にまみれてきた

地団駄ふんで人生 とり残されて人生
ふりかえっても人生 しかたないのさ人生
地団駄ふんで人生 酔いしれて人生
新しい酒が人生 新しい恋が 人生さ

帰り着いたら一人の部屋 消し忘れてたテレビが騒ぐ
ビールをあおって何も想わず ただ眠ればいい
画面の中では肘を痛めて再起不能と云われた投手
息子ほどに若い打者に挑みかかってゆく

地団駄ふんで人生 とり残されて人生
ふりかえっても人生 しかたないのさ人生
地団駄ふんで人生 酔いしれて人生
新しい酒が人生 新しい恋が 人生さ

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晩秋 – 河島英五

この国が一番美しい 燃える秋が訪れる空の遠い遠い所から 懐かしい唄が聞こえてきそうだ縁側で繕い物しながら 口ずさむ母の唄か下校時間告げるチャイムと共に 流れたメ

ほろ酔いで – 河島英五

ほろ酔いで夢見れば想い出は美しく時はすべてを許しやさしさに変えてゆく傷ついた青春も泣きぬれた恋人もみんな化石の花になるすべてのものが やがて むくわれすべてのも

Bye Bye メランコリー – 河島英五

愛したら 愛されたいたずねたら 答えてほしい抱(いだ)いたら それより強く力をこめて 抱きつかれたい男と女にはいつでも少しだけ相手の気持が多いことを心であてにす

祖父の島 – 河島英五

潮の匂いのする土地にやって来ると遠くの空から 聞こえてくるんだ神様みたいな 優しい声であれは じいちゃんの声だな帰っておいでどんな逞しい青年になっただろうっても

太陽の島 – 河島英五

おいら生まれた時からティティカカの漁師ひとかかえもあるマスを釣りあげるのさおいら夜明け前に湖に出て午(ひる)になる前に仕事を終えるんだ陽が高くなると木かげに腰を

チカロマの谷 – 河島英五

チカロマの谷に光が差すだけど巨きな雲に覆われチカロマの谷の半分は影チカロマの谷の半分は影チカロマの谷を未来(こども)が走る暗い森から光の中へチカロマの谷の半分は

出発 – 河島英五

わかって欲しい 大人達よ精一杯 生きている事を涙を流さないでわかって欲しい 時は流れてゆくもの見守っていて欲しい 暖かい心でそんなにばかにしないであなた方でさえ

カヌーにのって – 河島英五

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よぼよぼじいさん – 河島英五

もう今から何年くらい前になるんだろう僕が高校二年の時だった僕らの担任の先生は 六十歳を過ぎたよぼよぼのじいさんだった昔かたぎのがんこ者頭の固い わからずやな人だ

ごめん – 河島英五

お前の悲しみに 俺は気付かなくて冷たい雨に打たれてる お前をただ見つめてた鞄に詰め込んだ 二人の想い出を夜空に投げ捨てて 俺は夜の街に駆け出した 逃げ出すように

旅のわすれもの – 河島英五

もみあっているうちに頬に傷つけた同じ所に傷をつけて顔を見合わせて 二人笑ったいさかいのつまらなさを恥じるようにブロック塀にもたれて肩の力をぬいたらまた泣けた 雨

森へ帰ろう – 河島英五

昼下がりの交差点 車の列に人がとびこむ行きかう人の流れは立ち止まりやがて足早に去ってゆく夜のNEWSで彼らは知るだろう孤独な人の さみしい死を大地が怒り摩天楼の

伝達 – 河島英五

この街はまるでサバクに積み上げた巨大な石の墓場さ人間ってやつはおろかしいもんだね勝利の歴史を石に刻んで残すより愛する人の名前を、今、叫ぼう子供たちは笑ってるかい

行かないでくれ -SLOW TRAIN COMING- – 河島英五

出てゆくなんて言うなよ俺が悪かったよ放ったらかしたわけじゃないさ生き急いでただけさSLOW TRAIN COMING ゆっくりやるさ俺も少し疲れた人生ってやつを

いのちの旅人たち – 河島英五

人は皆ただ一人 風にさらされてる旅人です宇宙(おおぞら)の星たちも求めあう 命のさすらい人めぐりめぐる人生 重ねあえる人とわかちあえる時を 抱きしめながら金色の

主役 – 河島英五

赤い酒には ときめきが白い酒には よろこびがともに あわせて 飲みほして今宵の主役を称(たた)えようあゝ生きて 愛して よかったとあゝ生きて 愛して よかったと

街のジプシー – 河島英五

色んな男と歩いていたね まるで街のジプシーさお前は男に傾く身体の重さが悲しみやさびしさなんだろう一度だけ素顔のお前見たね 思いがけなくも少女みたいでさ窓から差し

忘れもの – 河島英五

働らくこともいいお金を手にすることも豊かさ求めることもぜいたくも悪くない無いより あるがいい貧しく 苦しむよりは勝負が必要ならば勝ちたいが あたりまえなのに い

季節 – 河島英五

季節を語る時に人はみな春から始める春 夏 秋 冬また春になる秋から始める不都合や冬から数える理不尽がどこに どこにあるのだろう春は冬があってきわ立ち冬は秋をくぐ

夢の森の中で君と – 河島英五

夜更けに急に目を覚まし 瞳濡らして震えてる君は思い出の森の中 霧に迷って来たのかい眠れ俺の胸で抱いてあげる 優しく強くひそかな寝息たてながら まだ泣き顔の白いほ

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