河島英五

ほろ酔いで – 河島英五

ほろ酔いで夢見れば
想い出は美しく
時はすべてを許し
やさしさに変えてゆく

傷ついた青春も
泣きぬれた恋人も
みんな化石の花になる

すべてのものが やがて むくわれ
すべてのものが いつか 救われる
時代は変わり
陽は降り注ぐだろう
生きてゆけぬと
泪する人にも

哀しみはいつだって
幸せな日を選び
風のように あらわれて
夢のように 消えてゆく

ひたすらに流れてゆけ
ささやかな人生よ
せめてもどせぬ運命(さだめ)なら

人も 願いも やがて去りゆき
季節は変わり いつかめぐりあう
時の流れに
みえかくれしながら
波間ただよう
花びらのように

すべてのものが やがて むくわれ
すべてのものが いつか 救われる
時代は変わり
陽は降り注ぐだろう
波間ただよう
花びらのうえにも

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忘れもの – 河島英五

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