沖田真早美

晩秋 – 沖田真早美

風花が 肩に止まれば
二人が出逢った 晩秋(あき)ですね
想い出が フィルムのように
この胸静かに 流れます
夕日の海の 向こうには
あなたが住んでる 街がある
よろこびも 悲しみも
愛に包まれて 生きられました
遠く離れて 暮していても
心はとなりを 歩きたい

この街が 白く染まれば
あなたとかさねた 冬ですね
おだやかに 過した日々は
思えば小さな 奇跡です
季節を告げて 吹く風も
あなたの優しい 声になる
寂しさも せつなさも
愛し合えばこそ ぬくもりでした
冬が往き過ぎ また来る春も
あなたのとなりを 歩きたい

よろこびも 悲しみも
愛に包まれて 生きられました
遠く離れて 暮していても
心はとなりを 歩きたい

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あばれ船 – 沖田真早美

海が牙(きば)むきゃ 血汐が燃える男度胸の 北漁場たかが嵐さ 荒波しぶき弱音吐くほど 柔(やわ)じゃない命捨て身の あばれ船どうせ浮世の 短い命天にまかせて 舵

雪かもめ – 沖田真早美

雪の結晶(かけら)を 涙で溶かし酒にしずめて 一気飲みあきらめたのにだめなのよ 意気地なし船も来なけりゃ 便りも来ないあんた逢いたいよ 北の港町わざと明るく 振

落花繚乱 – 沖田真早美

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竹林の庵 – 沖田真早美

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有明の月 – 沖田真早美

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きずな橋 – 沖田真早美

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湘南・江ノ電 – 沖田真早美

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夢っ娘アカネの三度笠 – 沖田真早美

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津軽じょんからひとり旅 – 沖田真早美

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葉桜しぐれ – 沖田真早美

二人の終わりを 告げるよに葉桜はらはら 舞い落ちるこらえきれずに 溢れる涙かすむあなたの 後ろ影男心の 移り気をせめて怨むな 葉桜しぐれ半年前には 二人して桜を

残雪平野 – 沖田真早美

海岸線を離れ 向かうあなたのふるさとは戻り雪に埋もれ まるで真冬のようです列車の窓 見つめても笑顔だけが 浮かんで来ます迷い道を 戻れない哀しみに終わりは あり

東京ケ丘 – 沖田真早美

涙拭いてみても いつも心が泣いている愛するひとをなくし 今は哀しみだけです街の灯り ふたりして見てるだけで しあわせでした手を伸ばせば その先にいつだってあなた

恋の扉 – 沖田真早美

もう恋はしないなんて 思っていたけれどあなたと逢った瞬間に 恋の扉が開いたの始めてなのに なんだか懐かしい遠い昔に同じ時間を 過ごしたようで…言葉はいらないの 

雪枕 – 沖田真早美

「今度いつ逢えますか」胸でそっと 問いかける素肌合わせた 熱い夜(よ)も別れの時刻(とき)は 寒すぎて愛しいひとを 見送ればまるで雪を 抱いているようで寂しくて

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