池田輝郎

霧島慕情 – 池田輝郎

暮れてわびしい いで湯の町を
訪ねて来たのさ 肥薩線(ひさつせん)
ともる灯(あか)りに
君の横顔 探しても
知らぬ他国の 旅の花
ひと目逢いたい 霧島のひとよ

もしもあの時 引き止めたなら
悔んでいないさ こんなにも
別れ間際の
濡れた眼差(まなざ)し 手のぬくみ
泣けてくるのさ 湯けむりに
何処(どこ)にいるのか 霧島のひとよ

やせた肩先 草木染(くさき)の着物
一ヶ月(ひとつき)前まで 居たという
噂とぎれて
明日(あす)は発(た)とうか 隼人駅
遠いあの日の 面影を
抱いて生きるよ 霧島のひとよ

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男の誠 – 池田輝郎

野辺に咲いてる 花よりも心きれいな 女(ひと)だった目には見えない 男の誠離れても…君にささげて 人生(たび)をゆく肩をふるわせ 泣く声がとぎれとぎれに 風の中

湯の町哀歌 – 池田輝郎

いで湯銀座の 銀の字がひと文字欠けた 灯(ひ)がともる人のうわさの 細糸をたぐり寄せれば その先のきみは湯けむり かくれ花酒にやつれた 横顔の白さにつのる いと

淡路の女よ – 池田輝郎

風の便りに 背中を押され越えて来たのさ 明石(あかし)の橋を揺れる楠(くすのき) 五色(ごしき)の浜に心がうずく 音がする馬鹿な男と 微笑(わら)っておくれ淡路

人生みなと – 池田輝郎

枯葉ひとひら 音もなく転げる路地の こぼれ灯(び)づたい涙ほろほろ 人生みなと言葉忘れて 呑む人の肩が寂(さみ)しい 縄のれん遠い汽笛が この胸の思いをつれて 

ねぶた海峡 – 池田輝郎

海の香りを 置いてた人の影を見送る 鴎宿お伽ばなしが 恋船追って夢の津軽の 霧笛町あゝ三味線の音しぐれる じょんがら港ねぶた祭りの 武者絵の顔に運命占う 繩のれ

愛…ふたたび – 池田輝郎

哀しみは旅路に すてて汽車に乗る漁火遠くに 揺れる故郷へ港駅別れの夜に 濡れたま毛げが忘れず胸にせつなく 胸にせつなく 甦るあ…夜汽車は愛をふたたび今帰る想い出

くんちのぼせ – 池田輝郎

今日は宵山(よいやま) 赤獅子(あかじし)は唐津(からつ)くんちの ハナを切る粋(いき)な囃子(はやし)に 灯(あかし)も揺れてエンヤエンヤと エンヤエンヤと 

伊万里の母 – 池田輝郎

大きな愛と やさしさの母はちいさな 人だった背丈の倍の 荷物を担(かつ)ぎ行商仲間と 笑顔を交わし手を振り乗り込む 朝市電車(セリフ)仕事から帰ってきたおふくろ

おまえと倖せに – 池田輝郎

世間を拗(す)ねたら あなたの負けと涙で意見を してくれた春の陽射しも 木洩(こも)れ日も今のふたりにゃ 遠いけどきっとなろうよ…やさしいおまえと おまえと倖せ

男の意地 – 池田輝郎

あいつは駄目だと 嘲笑(わら)う奴器(うつわ)じゃないよと けなす奴いいさいいんだ…その悔しさが バネになる「意地」をこころの 切り札に明日(あす)という日の 

ネオン舟 – 池田輝郎

男は誰も 重たい荷物背中に背負って あしたへ歩く博多 那珂川(なかがわ) なみだ川生きるつらさを 噛みしめながら夜の天神 酔って流れるあゝネオン舟ビードロ細工 

串木野さのさ – 池田輝郎

ハァー 百万の(ハ ヨイショ)敵に卑怯(ひきょう)は 取らねども串木野港(くしきのみなと)の 別れには思わず知らず 胸せまり男涙を(ハ ヨイショ)ついほろり サ

日向木挽唄 – 池田輝郎

ヤーレ山で子が泣く 山師の子じゃろ他に泣く子が あるじゃなし(ハアーチートコ パートコ)ヤーレ山師さん達ゃ 山から山へ山師ゃ寡(やもめ)で 子は持たぬ(ハアーチ

関の鯛釣唄 – 池田輝郎

関の一本釣りゃナー高島のサー 沖でナー(アラ ドッコイショ)波にゃ揺られて「サーヨー 言(ゆ)うたノー」(ソーレ)鯛(たい)を釣るわいノー(ハァ ヤンサノ ゴッ

田原坂 – 池田輝郎

雨は降る降る 人馬(じんば)は濡れる越すに越されぬ 田原坂(たばるざか)心濡らすな 虫の音(ね)時雨ここは田原の 古戦場退(ひ)くに退かれぬ 田原の瞼(けん)は

長崎のんのこ節 – 池田輝郎

ハアー芝になりたや 箱根の芝に ヤーレ諸国諸大名の 敷芝(しきしば)に「のんのこ さーいさい」(して又 さーいさい)ハアー飲めや大黒 歌えや恵比須 ヤーレ仲の酌

佐賀の田植唄 – 池田輝郎

ヤァーレー(サァーヨイ ヨーイ)腰の痛さよ この田の長さ四月五月の 日の長さ(ハァー うえたようえたよドッコイドッコイ)ヤァーレー(サァーヨイ ヨーイ)五月田植

松浦潟 – 池田輝郎

松浦潟(まつらがた) 誰(たれ)を待つ身か 忍ぶ身か何に領巾(ひれ)ふる 佐用姫(さよひめ)かわたしゃチラリと 一と目でも虹の松原 たよたよとエエコノ わたした

黒田節 – 池田輝郎

酒は飲め飲め 飲むならば日(ひ)の本一(もといち)の この槍を飲み取る程に 飲むならばこれぞ真(まこと)の 黒田武士峰の嵐か 松風か尋ぬる人の 琴の音(ね)か駒

祝い目出度 – 池田輝郎

祝い目出度(めでた)の若松様よ 若松様よ枝も栄ゆりゃ 葉も繁(しゅげ)るエイショエー エイショエーショエー ショエーア ショー ガネアレワイサソ エーサソエーシ

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