永井裕子

折鶴 – 永井裕子

誰が教えて くれたのか
忘れたけれど 折鶴を
無邪気だったあの頃 今は願いごと
折ってたたんで 裏がえし
まだおぼえてた 折鶴を
今あの人の胸に とばす夕暮れどき
「わたしは待っています」と伝えて
いつでも きれいな夢を
いろんなことが あるけれど
それは誰でも そうだけど
悔(く)いのない青春を 詩って歩きたい

誰に教ったわけじゃなく
忘れられない 面影(おもかげ)を
これが恋と気づいた そよ風の季節
会って別れて 会いたくて
白い指先 折鶴に
人に言えない想い 託(たく)す夕暮れどき
「わたしは大好きです」と伝えて
小さな夢が 燃えてる
泣いて笑って 明日(あした)また
それはいつでも そうだけど
青い空の心で あなたを愛したい

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はぐれ雲 – 永井裕子

あんな野暮天(やぼてん) おさらばと下駄を蹴飛ばし ケリつけたなんで今さら 旅の空祭りばやしの 笛の音(ね)に胸のほの字が また燃える……呼べば泣けそな 呼べば

玄海 恋太鼓 – 永井裕子

風が出る 波が立つ玄界灘に 陽が落ちるあんた恋しと 叩くとよ撥も折れよと 叩くとよ赤い赤い 赤い蹴出しの恋太鼓届け 届け あんたに届けああんああ 天まで届けつら

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刈干キリキリ – 永井裕子

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愛のさくら記念日 – 永井裕子

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石見のおんな – 永井裕子

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菜の花情歌 – 永井裕子

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帰ろうか – 永井裕子

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そして…湯の宿 – 永井裕子

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夢…ひとり – 永井裕子

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勝負坂 – 永井裕子

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祭り女の渡り鳥 – 永井裕子

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酒きずな – 永井裕子

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二人でお酒を – 永井裕子

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