水雲-MIZMO-

東京ブルース – 水雲-MIZMO-

泣いた女が バカなのか
だました男が 悪いのか
褪(あ)せたルージュの くちびる噛んで
夜霧の街で むせび哭(な)く
恋のみれんの 東京ブルース

どうせ私を だますなら
死ぬまでだまして 欲しかった
赤いルビーの 指輪に秘めた
あの日の夢も ガラス玉
割れて砕けた 東京ブルース

月に吠えよか 淋しさを
どこへも捨て場の ない身には
暗い灯(ほ)かげを さまよいながら
女が鳴らす 口笛は
恋の終わりの 東京ブルース

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みれん節 – 水雲-MIZMO-

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それじゃなにかい 浜松屋あたしが盗みを したとでも?エーーさぁどうだ!金は天下の回りもの知

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きっと帰って くるんだとお岩木山で 手を振ればあの娘は小さく うなずいた茜の空で 誓った恋

妹 – 水雲-MIZMO-

妹よふすま一枚 隔てて今小さな寝息をたてている 妹よお前は夜が 夜が明けると 雪のような花

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