水貴かおり

他人情話 – 水貴かおり

素顔のままで
湯上り帯を うしろから
女房みたいに 添えて巻く
所詮悲しい 他人の宿は
冷えたお酒に 愚痴ばなし
おんな おんな 馬鹿なおんな

浮草の花
根無しのままで 咲けるのに
命かけても 咲かぬ恋
所詮結べぬ 他人の絆
途切れ途切れの もつれ糸
おんな おんな 馬鹿なおんな

この細流が
あしたの別れ 急かすよで
眠れないのよ 腕の中
所詮流れる 他人の川は
恋に溺れる 舟もない
おんな おんな 馬鹿なおんな

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みちのく舟唄 – 水貴かおり

おんな船頭 十六夜(いざよい)舟はあなた来ぬかと ただ待つばかり舟に棹さしゃ 砂鉄の川に寄せる白波 片恋しぶき私しゃおばこの南部みちのく 屋形船きしむ恋舟 この

天まであがれ – 水貴かおり

どうせ男と 生まれたからにゃ中途半端じゃ 世間が嗤(わら)う夢を持つなら でっかい夢を空は嵐の 修羅場でも雲間を越えりゃ 晴れになるてん・てん・てん・てん・天ま

くれない酒場 – 水貴かおり

紅い椿の 咲くのれん夜の小路(こみち)に 揺れているおちょこ手酌の ひとり言馬鹿な女の 身の上を聞いてください くれない酒場あれは三月 花のころ恋のかけらも 捨

海峡みれん – 水貴かおり

泣いて涙が 乾くころ船は港に 着くかしらたった一人で 出直す旅もきっと心に 心にきっとあなた…あなた棲んでる海峡みれん逃げてみたって 幸せになれるあてなど ない

女の雪月花 – 水貴かおり

雪のひとひら 紅筆で女を染めて 夢を見るこの命 はかなくて春の日が まだ遠い惚れて三年焦がれて三月恋に降りつむ 雪の舞い蒼月の光の ひとしずく恋待川に 降ればい

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