水田惠子

二年坂 – 水田惠子

夜雨(よさめ)に浮かんだ 五山(ござん)の送り火
暦もわずかで 夏が終わります
あなたいいのよ これでもう
覚悟していた 恋だから
未練を叱って 紅(べに)を引く
涙も濡れます 雨の二年坂

女の倖せ 夢みたこの坂
重ねた素肌は 熱さ忘れない
見えぬ絆に 導かれ
別の私を 知りました
人混み紛れた 蛇の目傘
涙が落ちます 雨の石畳

鐘の音(ね)染み入る 心の隙間よ
思い出束(たば)ねて 明日(あす)に帰るだけ
添えぬ同士の 道ゆきは
そっと散らすが 運命(さだめ)です
未練がくすぶる その前に
涙も捨てます 雨の二年坂

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