朝いちばんに射す おはようの光りが
カーテンレールのすき間から わたしを見たまま
いつもと何ひとつ変わらない景色に
さっきまでなかったはずの 蔭をおとしてた
ぬけ殻が 散らかった部屋の中
記憶を 辿るほどおもいだす
なんだか 淋しくてないたんだ
ひとつだけ ひと粒だけ 涙をながしたあと
すこしだけ 動きはじめた気持ちわすれないよ
きっとこれからも 負けそうになっても 信じつづけよう
だいじょうぶ 笑顔の似合う日はくる
つぶやく瞬間に 凍りついた想いに
温かな息ふきかけて 何度も溶かした
あんなにも 大切にしてたのに
いくつも 落としたり 壊したり
急いで 拾っては捨てたんだろう
あの頃は 足りない力にまだ気づけなくって
届かない 強い想いっていうのもあるんだなって
だからココロと向き合い いくつも答え探してた
ちょっとだけ未来を待てる気がして
過ぎてゆく時間は そう 巻き戻せなくて
だから前をむいて いま 歩きだそう
ひとつだけ ひと粒だけ 涙をながしたあと
その先にみえるのは 青く あの自由な空
髪をとかして 服を着替えたら一歩踏みだそう
だいじょうぶ 笑顔が似合う日だから
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