水彩画みたいに やわらかなトーンで笑う君は
どんなシーンだって すこしの特別をくれたね
突然の雨も そのあとの虹も ずっとね 覚えているよ
水玉模様になって追いかけた
一瞬の永遠も 声も 匂いも
目を閉じればほら すぐによみがえる
会いたいな 会いたいよ あの日の君に
思い出はいつもキレイで 何故だか 泣きたくなる
水彩の空へと ゆっくり溶けてゆく記憶の色彩(いろ)
そっと夜が降りて 白い月見上げて歩いた
さらさらこぼれる 夏の砂時計 時間が止まればよかった
君と話すたび まるで胸の中
銀色の流星が またたくようで
まばたきもせずに 焼きつけていたよ
まっすぐで まっすぐな 君の光を
こらえた涙でにじんだ 願いは 今もここに
水面に浮かぶ花びら
燃えるような夕映えの雲
凍りつく朝の冷たい結晶…
幾つ季節めぐっても
忘れはしないよ 水彩のメモリー
言えばよかったな もっと何度でも
こんなにも こんなにも 君が好きだよ
目を閉じればほら すぐによみがえる
会いたいな 会いたいよ あの日の君に
思い出はいつも優しくて
何故だか 泣きたくなる 願いは 今もここに
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