水沢明美

  • 刈干恋唄 – 水沢明美

    此処(ここ)の山の 刈干(かりぼし)ゃすんだョー 煙りたなびく 高千穂のりんどう揺れる 山の駅捨てた故郷 帰って来れば泣いて迎える 母ひとり……風がヨー 風がヨーホイ 吹きぬける 夢を探して はるばると夜汽車で越えた 五ケ瀬川(ごかせがわ)躰いとえと 見送(おく)ってくれた遠いあの日の 父の顔……今もヨー 今もヨーホイ 目に浮かぶ 天岩戸(あまのいわと)の宵篝火(よいあかり)まぶたの裏で まだ燃え…

  • 住之江の恋 – 水沢明美

    夜更けの 住之江(すみのえ) 松風泣いて来ないあなたを 待ちわびる好きと私を 抱いたのはその場限りの いつわりですか夢の通(かよ)い路(じ) 今夜の夢でどうぞお願い 逢いに来て あなたの優しさ 思えばつらい痩(や)せて行(ゆ)きます この胸が情け交わした 幸せは二度と戻らぬ 幻ですか夢の通(かよ)い路(じ) 今夜の夢でどうぞ私を 抱きしめて 夜明けの 住之江(すみのえ) 寄り添いながら聞いたかすか…

  • 虹の橋 – 水沢明美

    浮き世しぐれの 冷たさに心震える 夜もある夢を捨てずに 暮らしたらいつかいい日が きっと来る雨のち晴れで いいじゃないか 誰に見られる こともなく雨に咲いてる 白い花いつも自分を 信じたら苦労坂道 越えられる雨のち晴れで いいじゃないか 悔し涙を 胸に抱きじっと我慢の 時もある虹の架け橋 夢の橋渡るその日は きっと来る雨のち晴れで いいじゃないか 人気の新着歌詞 おとうちゃん – 水沢…

  • ふるさとの匂い – 水沢明美

    まだ暗い 無人駅遠い日の 母の姿渡された おにぎりを列車で泣いて ほおばった胸沁みる しょっぱさにふるさとの 匂いがした つらい時 読み返す遠い日の 母の手紙擦り切れた 便せんに見慣れた文字が 滲(にじ)んでる抱きしめる あたたかいふるさとの 匂いがした いつまでも 忘れない遠い日の 母の笑顔今はない あの家の庭先咲いた 沈丁花(じんちょうげ)色褪せぬ わらべ唄ふるさとの 匂いがした 人気の新着歌…

  • 京の夜嵐 – 水沢明美

    比良八荒(ひらはっこう)の荒れ仕舞い京の夜嵐 大寒小寒(おおさむこさむ)春が近いというのなら伝えておくれ あのひとに三月(みつき)と十日も 三月(みつき)と十日も指折り待った 若狭(わかさ)の海が恋しいと京の夜嵐 どうして狂うなんぼ遠(とお)ても十八里鯖街道(さばかいどう)の峠越えひと晩急げば ひと晩急げば朝にはつける 加茂川沿いの赤い灯を京の夜嵐 脅しちゃならぬしょせん この世じゃ添えないと覚悟…

  • 演歌みたいな人生だけど – 水沢明美

    男だまって 酒のむ夜はなにも聞くなと 云うあんた演歌みたいな 人生だけどついて来るかと 歌い出す 桜咲く頃待ち人来るとヨー宮のみくじもヨーホエー吉と出た 浪花節だと笑った奴に解るもんかよ義理人情演歌みたいな 男だけれどいつか花咲く 夢がある 旅の疲れを 寄り添いながら羽根を休める 渡り鳥演歌みたいな ふたりだけれど夢を積荷に 舟を出す 人気の新着歌詞 おとうちゃん – 水沢明美 他人(…

  • 瀬戸のかもめ – 水沢明美

    瀬戸のかもめが 日暮れに啼けばきっと待ち人 くるという信じましょうか昔の唄の…あの言葉あなた あなたあれきり 音沙汰なしの一夜泊りの 旅の人 瀬戸のかもめの とまり木酒場窓に 淋しい 月見草女ざかりの 身をもて余し…春いくつあなた あなた夢みて うたた寝すればほほに つめたい 通り雨 瀬戸のかもめよ 情があれば明日はしあわせ つれて来い浮いて沈んで 人生みなと…船がゆくあなた あなた恋しい 女の意…

  • 夫婦じょんから – 水沢明美

    岩木おろしがヨー 吹雪になれば北の津軽に 冬が来る愛を貫き 世間を捨てたふたりの行く手に 雪すだれ生きる証しの 太棹(ふとざお)叩きゃ夫婦じょんから 三味が泣く 風の尺八ヨー 背中で聴いて昨日袰月(ほろづき) 今日野辺地(のへじ)悔いはないのか 故郷の町が恋しくないかと 聞くあなた過去にもどれぬ おんなの情炎(ほのお)夫婦じょんから 情け節 雪に隠れたヨー ふたりの春を探し尋ねて 大間崎(おおまざ…

  • ふたり宿 – 水沢明美

    可愛い娘も 嫁にゆきふたりになったわ ねぇあなた久し振りです 旅の宿今夜はお酒に 酔いながら想い出ばなしを してみたい 振り向きゃ苦労の この世坂乗り越えましたね 雨あらし湯の香うれしい 山の宿頑張り通した ひとだから流してあげます この背中 初孫抱く日も 近いけどまだまだ若いわ わたし達瀬音聴こえる 夫婦宿ふたりでひとりの 人生をもう一度ひと花 咲かせたい 人気の新着歌詞 おとうちゃん R…

  • 曽根崎あかり – 水沢明美

    焼売(しゅうまい)つついて やけ酒あおるそんなあんたの 背中に泣けた小雨しょぼつく 天神さんのあれがふたりの 馴れ初め噺(ばな)し…浪花人情 からくり芝居みんな知ってる 曽根崎あかり 新地の横丁に 店出したると酔って見栄切る 極楽トンボあてに千日・三年三月うれし涙で 暖簾をあげる…好きなお酒も 辛抱させた甲斐があったね 曽根崎あかり ほら見てごらんよ みどりの松葉二人づれです こぼれる時も照る日 …

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