水木ケイ

千日前ラプソディーPARTII – 水木ケイ

夢にはぐれて ひとり
恋にはぐれて ひとり
御堂筋から 道頓堀へ
泣きぬれる 恋の街
あんたもアホやろ うちかてアホや
グリコのネオンに アカンベーしたら
月も笑ろてる 月も笑ろてる 千日前よ
ランランラン………

夜の心斎橋は
手と手つないだ ふたり
なぜかあんたに 似ている人に
すれちがう 恋の街
あんたもアホやろ うちかてアホや
泣いたら負けやと おもうてみても
涙止まらん 涙止まらん 千日前よ

恋をするのも ナンギ
生きてゆくのも ナンギ
どうすりゃええの 水掛け不動
教えてよ 恋の街
あんたもアホやろ うちかてアホや
あんたがふらりと 戻ってきたら
ウチもあやまる ウチもあやまる 千日前よ
ランランラン………
……ランララ ラララララーン

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最終列車で翔んでくわ – 水木ケイ

しあわせそうでは なかったとあなたの噂を 耳にした信じて待つのも ぐらつき始めこの駅来るのも 何度目でしょう耐えられそうにも ない私最終列車は 今日も出る愛して

お別れ出船 – 水木ケイ

もういちど もういちど夢を見たって いいじゃないもういちど もういちど恋をしたって いいじゃないなぐさめカモメと 浮き燈台が波の向こうに ゆらゆら ゆらり涙は預

千日前ラプソディー – 水木ケイ

何はなくても 恋の花が咲くのが 浪花おもろい花も さみしい花も咲き乱れる 恋の街あんたもアホやろ うちかてアホや水掛け不動に 願掛けすれば月も笑ろてる 月も笑ろ

恋うさぎ – 水木ケイ

掛けたまんまの あなたのシャツに袖を通して うずくまる西日の差しこむ 六畳二間しあわせ集めて 暮らしてたのにこんなに広い 囲いの中で待つしかできない 恋うさぎ薄

母娘十年 – 水木ケイ

初めて母に 逆らいました夢を支えに 生きると決めて親の役目は ここまでとホームの影(かげ)で 佇(たたず)む母が瞼(まぶた)から 離れないあれから十年 ちぎれ雲

未練船 – 水木ケイ

船が着くたび 港に走る馬鹿な女と 鴎が笑う嘘をつくよな 人じゃないあなた待ちます 待ちますあなた戻る港を 忘れたかひとり桟橋 未練船きっと帰るの あの約束を思い

海椿 – 水木ケイ

好きよ 好きよ 好きよ 好きよ好きよ 好きよ 好きよ 好きよ好きなのよ好きよ 好きよ 好きよ 好きよ好きよ 好きよ 好きよ 好きよ好きなのよ波が噛む 岩を噛むわ

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倖せでした さよならの一言 私 聞くまでは情なし木枯らし しみる夜つないだ手と手 ほどいた男をバカね バカね バカね バカね 今も憎めないあれから三年 三年たち

恋のドンパン節 – 水木ケイ

ドンドン パンパア ドンパンパンドンドン パンパア ドンパンパンドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパンきれいなバラには トゲがある素敵な男(ひと)には 嘘があ

魚市場のおんな – 水木ケイ

浜の桟橋 朝焼けに入船大漁で 女衆(おんな)がさわぐだけどあんたの 声はない波がさらって もう三月(みつき)魚市場(いさば)のおんなは 涙を見せぬ泣いたら背中の

港宿 – 水木ケイ

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愛は時の悪戯 – 水木ケイ

あなたの香り 染まる街春の訪れくるように 星に願いを捧げてもどんな時でも 悲しみがわたしの身体に 降りかかり過ぎ往く過去が 遠ざかるのよあーぁ 愛の強さで 素敵

騙しちゃ駄目よ – 水木ケイ

熱い嘘なら いいけれど冷めた嘘なら ごめんだわばれなきゃ続く 距離(みち)でさえ遠くへ歩いた 影法師尽くした貴方に 悔いはない騙しちゃ駄目よ 騙しちゃ駄目よ 夜

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