水城一狼

東京流れもの – 水城一狼

流れ流れて 東京を
そぞろ歩きは 軟派でも
心にゃ硬派の 血が通う
花の一匹 人生だ
ああ 東京流れもの

夜の暗さに はぐれても
若い一途な 純情は
後生大事に 抱いて行く
浪花節だよ 人生は
ああ 東京流れもの

曲りくねった 道だって
こうと決めたら まっすぐに
嘘とお世辞の ご時世にゃ
いてもいいだろ こんな奴
ああ 東京流れもの

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勘太郎月夜唄 – 水城一狼

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旅姿三人男 – 水城一狼

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妻恋道中 – 水城一狼

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大利根月夜 – 水城一狼

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兄弟仁義 – 水城一狼

親の血をひく 兄弟よりもかたい契りの 義兄弟こんな小さな 盃だけど男いのちを かけて飲む義理だ恩だと 並べてみたら恋の出てくる すきがないあとはたのむと かけ出

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関東仁義 – 水城一狼

「ご列席のご一統さん 失礼さんにござんす。私生国と発します 関東にござんす。関東は江戸 改めまして東京は浅草花川戸にござんす。男度胸の二の腕かけて義理人情の紅い

残侠荒川橋 – 水城一狼

義理で飾った 男の道に真実(まこと)一つが 掴めない無理も道理も仁義の世界筋を通して 何処までも残侠一匹 俺は行く「お前にゃ、苦労ばっかりかけて何一つ、喜ばす事

任侠観音菩薩 – 水城一狼

男素肌に 観音菩薩手前生まれは 浅草六区餓鬼のころから 奥山育ち見掛け通りの がさつな野郎で親を泣かせた 親を泣かせた 罰当り「懐かしいなァ、遊び馴れたこの境内

残侠吉良常 – 水城一狼

「私、生れも育ちも、三州吉良の港姓は太田、名は常吉、通称人呼びまして、吉良常と申します!」義理と人情の 花散る港此処は三州 吉良の町意地が 燃え立つ五尺の身体潮

唐獅子牡丹 – 水城一狼

義理と人情を 秤(はかり)にかけりゃ義理が重たい 男の世界幼なじみの 観音様にゃ俺の心は お見通し背中(せな)で吠えてる 唐獅子牡丹親の意見を 承知ですねて曲が

河内仁義 – 水城一狼

手前生国 発します金剛山は 吹きおろし河内音頭を 子守唄に聞いて育った ガキ大将人に頭を下げられりゃいやとは云えない 性分でたとえ我が身を 殺しても尽す男の 心

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