水城一狼

人生劇場 – 水城一狼

やると思えば どこまでやるさ
それが男の 魂(たましい)じゃないか
義理がすたれば この世はやみだ
なまじとめるな 夜の雨

あんな女に 未練はないが
なぜか涙が 流れてならぬ
男ごころは 男でなけりゃ
わかるものかと あきらめた

時世時節(ときよじせつ)は 変ろとままよ
吉良(きら)の仁吉は 男じゃないか
おれも生きたや 仁吉のように
義理と人情の この世界

人気の新着歌詞

一本刀土俵入り – 水城一狼

「あの姐(あね)さん。お蔦さんといいなすったが、すんでの事に死ぬところ、取的さんしっかりおしと泣いて救けて下すった。なのにこの駒形茂兵衛は、面目ねえ」角力名乗り

勘太郎月夜唄 – 水城一狼

影か柳か 勘太郎さんか伊那は七谷 糸ひく煙り棄てて別れた 故郷の月にしのぶ今宵の ほととぎす「ありがてえ。せめて別れと人知れず、夜道を忍んで帰って来たが、よかっ

旅姿三人男 – 水城一狼

「野郎ッ。小せえと思ってナメやがって。でっけえとこのあるのを知らねえな。束(たば)んなってかかって来いッ」清水港の 名物はお茶の香りと 男伊達見たか聞いたか あ

妻恋道中 – 水城一狼

好いた女房に 三下り半を投げて長どす 永の旅怨むまいぞえ 俺らのことはまたの浮世で 逢うまでは「お菊……堪忍してくれ、嫌で別れた仲じゃねぇ……これも渡世の義理故

番場の忠太郎 – 水城一狼

「旅の鳥でも烏でも母の乳房が忘られず、せめてひと目と面影を、瞼に描いて旅の空、たづね歩いて十五年。どこにどうしていなさるか。逢いてえ。」姿やくざな 番場の鳥も人

大利根月夜 – 水城一狼

あれをごらんと 指差す方に利根の流れを 流れ月昔笑うて ながめた月も今日は 今日は涙の 顔で見る「………何たる哀れよ。二十三夜の月は今も昔も変わらぬに、変り果て

男のエレジー – 水城一狼

街の灯影に 背中を向けて一人吹かした たばこの苦さ渡る世間を せばめてすねて生きる男の 身の辛さこんなやくざに 誰がした義理と人情の 渡世に生きて酒とケンカに 

名月赤城山 – 水城一狼

「誰方(どなた)さんも御免なさんせ。赤城颪(おろし)を子守唄に、阪東太郎利根川で生湯を使った男一匹。上州は佐位郡国定忠治でござんすと、たとえ仁義を切ろうとも、今

兄弟仁義 – 水城一狼

親の血をひく 兄弟よりもかたい契りの 義兄弟こんな小さな 盃だけど男いのちを かけて飲む義理だ恩だと 並べてみたら恋の出てくる すきがないあとはたのむと かけ出

東京流れもの – 水城一狼

流れ流れて 東京をそぞろ歩きは 軟派でも心にゃ硬派の 血が通う花の一匹 人生だああ 東京流れもの夜の暗さに はぐれても若い一途な 純情は後生大事に 抱いて行く浪

網走番外地 – 水城一狼

暗い暗い小窓に しょんぼりと浮かぶあの娘の 泣きボクロ何処でどうして 居るのやら一目逢いたい 番外地「切った張ったで極道すりゃ、行く先ゃ網走番外地……此処へ来り

関東仁義 – 水城一狼

「ご列席のご一統さん 失礼さんにござんす。私生国と発します 関東にござんす。関東は江戸 改めまして東京は浅草花川戸にござんす。男度胸の二の腕かけて義理人情の紅い

残侠荒川橋 – 水城一狼

義理で飾った 男の道に真実(まこと)一つが 掴めない無理も道理も仁義の世界筋を通して 何処までも残侠一匹 俺は行く「お前にゃ、苦労ばっかりかけて何一つ、喜ばす事

任侠観音菩薩 – 水城一狼

男素肌に 観音菩薩手前生まれは 浅草六区餓鬼のころから 奥山育ち見掛け通りの がさつな野郎で親を泣かせた 親を泣かせた 罰当り「懐かしいなァ、遊び馴れたこの境内

残侠吉良常 – 水城一狼

「私、生れも育ちも、三州吉良の港姓は太田、名は常吉、通称人呼びまして、吉良常と申します!」義理と人情の 花散る港此処は三州 吉良の町意地が 燃え立つ五尺の身体潮

唐獅子牡丹 – 水城一狼

義理と人情を 秤(はかり)にかけりゃ義理が重たい 男の世界幼なじみの 観音様にゃ俺の心は お見通し背中(せな)で吠えてる 唐獅子牡丹親の意見を 承知ですねて曲が

河内仁義 – 水城一狼

手前生国 発します金剛山は 吹きおろし河内音頭を 子守唄に聞いて育った ガキ大将人に頭を下げられりゃいやとは云えない 性分でたとえ我が身を 殺しても尽す男の 心

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