歌川二三子

北冬挽歌 – 歌川二三子

風の竜飛に 夕日が落ちて
あんた恋しと ゴメが哭く
墨絵ぼかしの 津軽の海は
やがて漁り火 船がゆく
ハァ~ 沖が時化たらョー
ハァ~ 火照った 躰が せつないよ
あんたと唄った あいや節
寝床に響いて ひとり泣く ひとり泣く

せめてあんたの 飲む酒だけは
肌で温めて やりたいさ
のぼり列車の 呼ぶ声聞けば
飛んで行きたい 雪の中
ハァ~ おんな盛りにゃョー
ハァ~ ひと冬 我慢が 侘しいよ
あんたが出かせぎ 行ったあと
私のこころは 冬の海 冬の海

ハァ~ 離ればなれはョー
ハァ~ 今年で終りに しておくれ
雪解け季節を 夢にみて
あんたの枕と 添い寝する 添い寝する

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河内 – 歌川二三子

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江戸の華~野狐三次~ – 歌川二三子

ハァードッコイ年の始めの 出初め式四十八組 揃い組ソーレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ捩じり鉢巻き 若い衆男火消しの 山車がゆく華のお江戸の

鶴と亀 – 歌川二三子

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母灯台 – 歌川二三子

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塩原太助物語 – 歌川二三子

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男意地~田原坂~ – 歌川二三子

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(お囃子)ドウカイドウカイ(口上)九州 火の国 熊本に これぞ 馬追い 若い衆 イヤサ神幸行列 随兵と歴史 受けつぐ 馬追でこれから 始まる 秋まつり朝から 晩

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命ひとすじ – 歌川二三子

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男の魂 – 歌川二三子

(セリフ)今日は 九州男児のお披露目ばい怒濤さかまく 玄海灘は男みがいた 心の故郷さ波が時化ても 怖くはないがほれた女の 笑顔に弱いそれが男さ 九州育ちの男じゃ

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