歌佳

  • 迷酔鳥 – 歌佳

    別れの寒さに 行(ゆ)き暮れてホロホロ呑む酒 はぐれ酒あいつのことなど 呼ばないでそっちへ行ってよ ねえ未練独り…とまり木 迷酔鳥 わかれてよかった 筈なのに離れて気付いた 男(ひと)ごころどうして今更 もどれるのこまらせないでよ ねえ未練吐息…とまり木 迷酔鳥 左の小指の その隣(とな)り想い出ばかりが 泣きじゃくるそろそろ私も 笑わなきゃおさらばしましょう ねえ未練夜明け…とまり木 迷酔鳥 人…

  • 花 – 歌佳

    川は流れて どこどこ行くの人も流れて どこどこ行くのそんな流れが つくころには花として 花として 咲かせてあげたい 泣きなさい 笑いなさいいつの日か いつの日か花をさかそうよ 涙ながれて どこどこ行くの愛も流れて どこどこ行くのそんなながれを このうちに花として 花として むかえてあげたい 泣きなさい 笑いなさいいつの日か いつの日か花をさかそうよ 花は花として わらいもできる人は人として 涙もな…

  • 泣かんけん~Dont You Cry~ – 歌佳

    玄界灘に 誓った夢ひとつ心の支えに 生きて来ました愛と情けの はざまに揺れてDon’t You, Don’t You CryDon’t You, Don’t You Cry負けちゃいけない この都会(まち)で九州 アアアン 女は 一途です 海のみち引き いのちの川となる人は誰かに すがって生きる恋と涙の うらおもてDon’t You, D…

  • 愛を眠らせて – 歌佳

    燃え尽きたあとの あなたの吐息を子守唄のように 聞いている目を閉じたままで 寄りそう素肌は少し哀しくて アァーアァー優しい愛を眠らせて 涙眠らせて夢でいいから 覚めないで愛を眠らせて 涙眠らせてせめて今だけ そばにいて…どんなに信じていてもあなたは帰る男(ひと) 覚えてしまった あなたの言い訳流行(はや)り唄のように 聞いている守れないくせに 約束するからいつも嘘つきに アァーアァーなるだけ愛を抱…

  • ノラ – 歌佳

    やめて下手な嘘 抱いて今はただ雨にぬれたノラ 帰りついたあんたいい女なら 割りきってあげるわ誰となく惚れてないと 駄目な駄目なひとなの好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居 だって二つ上 あたし損な年どうせ明日もノラ 街で悪戯(わるさ)するの泣きおとしには もう懲りていたのにしおらしい顔を見れば ばかねばかねからだが好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居 そう棄てたのも 夢なんかきっぱり癪(しゃく)だけどもし…

  • 炎の祭り歌 – 歌佳

    新しい波は 西から来るという嘘かまことか 乗ろうじゃないか南のみなさん 遅れるな東のみなさん たまげるな無病息災 豊年万作祈って炎の 山車(やま)を曳(ひ)くあー 祭りだ 祭りだ 炎の祭りあー 祭りだ 祭りだ 炎の祭り風も潮風 有明(ありあけ)仕込み 母がカカさんで 親父(おやじ)がトトさんでトトが魚で カカかつを節わたしの祖先は 眞珠貝あいつの祖先は ムツゴロウ海路安全 大漁満船(まんぱい)祈っ…

  • この身がちぎれるほどに~Lovin you is killin me – 歌佳

    泣きだしそう あなたが好きになってすべてを投げすて 愛に走りたい燃えるままに 墜ちてゆけるなら踏みだす勇気 それだけなのにあなたの心に 閉じこめられたら他に何も 見えなくなるわ抱きしめられて 生まれ変わるのLovin’ you is killin’ meこの身がちぎれるほどに 綺麗かしら あなたのそばにいれば苦しくなるほど 胸がときめいてあつい指が ふれるそれだけで時間の流…

  • 大阪暮色 – 歌佳

    西陽で焼けた たたみの上あの人がくれた花瓶別離(わかれ)た日から花も飾らずに淋しくおいてあるあの人が好きやねんくるうほど好きやねん北の新地(しんち)に雨が降ります悲しい歌が聞こえるあほやねん あほやねん騙された私が あほやねん 大阪の夜は 悲しくてネオンに季節かんじる明日(あした)があると信じ逢える日を指おりかぞえてるあの人が好きやねん 誰よりも好きやねん涙色した淀川(よどがわ)の水思い出すのは …

  • めぐり愛 – 歌佳

    霧にけむった たそがれ通り肩をたたかれ ふとふりむけば嘘よ嘘でしょ 別れたあなた粋な笑顔が にくらしいひと夜はむらさき 夢舞台思いがけない ドラマが開く想い出グラス 傾けて乾杯しましょう 乾杯しましょう昔のように まるで映画の ヒロインみたい惚れてふられて かれこれ五年どんな浮名を 流してきたのそんな眸をして あやまらないで愛はきまぐれ 渡り鳥こころユラユラ まどわすばかり誘惑グラス さしだして迷…

  • 無情の夢 – 歌佳

    他人(ひと)を泣かせて 奪った恋にいつかは自分も 泣かされるそやけどわたし そやけどわたし他の男(ひと)には よう惚れん不器用者の言い訳は不器用者の言い訳は女は惚れたら 負けやねん純粋(きれい)な昔に 戻れへん女は惚れたら 負けやねん待ちわびるだけ 抱かれるだけじゃ 生きてゆけない温もりなんて 冷めるから愛が欲しいと 呟きながら眠れぬ夜に みる夢はあなたの隣(そば)で眠る夢あなたの隣で眠る夢女は惚…

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