欧陽菲菲

火の鳥 – 欧陽菲菲

哀しい恋を かくすよに
窓を横切る 青い月
好き あゝ 好き好きと
貴方を求め
灯りも暗く 消したところよ
遊ぶつもりね 玩具みたいに
いや いや こんな私に
誰がした

夜明けの鳥が 歌うよに
女の朝を 見ているわ
好き あゝ 好き好きよ
冷たい貴方
眼ざめる前に 真心こめて
接吻なんか 求めてみるわ
いや いや こんな私に
誰がした

好き あゝ 好き好きと
貴方を求め
灯りも暗く 消したところよ
遊ぶつもりね 玩具みたいに
いや いや こんな私に
誰がした

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海鴎 – 欧陽菲菲

やくざな恋に 心をひかれ海の男と 海鴎の町に女がひとり 帰ってきたよ鞄ひとつで よろけるように腕に刺青 赤いバラ あの人体の中を吹き抜ける思い出女はいつもやさし

別離のヨコハマ – 欧陽菲菲

坂道づたいに 港へ下りれば灯りをともした横浜いつかはこうなる 二人の間に最後の時が来たわ横顔はみせないで想い出が ふえるから船の汽笛を 聞きながら愛の時計を 止

南十字星 – 欧陽菲菲

誰にも言わず 乗り込んだ南へ向かう 白い船ひとりで旅に出た訳は手紙に書いて送りますあなたの重荷になるよりも私は静かに身をひくわ別れることも愛だから私を招く 南十

涙のディスコナイト – 欧陽菲菲

あなたの腕の中涙をかみしめて踊り明かした夜だった赤い靴だけが恋の終りのつらい別れを知っていた逃げるあなたの手にすがりつきたいけど愛の言葉を知らない「I want

島の女 – 欧陽菲菲

渚に陽はおちて七つの星が出る別れたあの頃をしのんで 空を見るわたしの体にはあなたが住んでるわ昔(いにしえ)の伝説(つたえ)を信じて……きょうも流れ星に祈りながら

マリアの鐘 – 欧陽菲菲

雨のそぼ降る オランダ坂に青い女の 影法師船が見えます 異国船あなたを奪って 帰さない船マリアの鐘よ マリアの鐘よ私は今日も 泣いてます今度逢う日は 土産のもの

風のしのび逢い – 欧陽菲菲

愛されて棄てられたあなたの姿あざやかにこの汽車が最後ならあなたはもう来ない……北国の街 名もない駅で私は朝を待つわ別れの理由など知らぬままつかの間の恋に傷ついた

ほっといて ~Stop teasing me~ – 欧陽菲菲

Stop teasing一体なんなのこの噂クルクル巡る乱れる Heartさっきの喧嘩もう会いたいだけどフィーフィー ちょっと待ってShake Shake Sha

Still I Love You – 欧陽菲菲

Still I Love You息を止めたの ホームの後姿Still I Love You信じられない あなたを見るなんてStill I Love You懐かし

孔雀よふたたび愛へ – 欧陽菲菲

孔雀は歌わない彩あせた羽根も折れて瞳に映るものは冷たい壁と想い出ひとりじゃ踊れない影踏んで空をみれば心に滲む夕陽優しい日々のくちづけ愛は夢追い人の手に蜃気楼の彼

Oh! 上海 – 欧陽菲菲

トランペットが響く 古いジャズのナンバー人もまばらなダンス・ホールおさげ髪のチャイナ・ガール 暇をもてあまして窓の星を数えている誘われて手をとられて踊ればもうと

別れ時 – 欧陽菲菲

風におわれて 別れる二人町の小さな コーヒーショップでたがいの名前 胸にきざんでこれが愛かと ふるえたはずよ誰があなたかえた こんなにも誰があなたうばう 私から

星は知っている – 欧陽菲菲

星は知ってる 二人の恋を燃える胸の ときめき星は知ってる ゆうべのことをもっと抱いてラブ・ミー ラブ・ミー 泣いたり私はしないあなたに すべてをかけておんなひと

雨のティールーム – 欧陽菲菲

雨のティールーム さめたレモンティー人目さけて あなた待てば恋もつのるわ初めてのしのび逢い女ごころは あなた次第ふたりの世界に 誘われたいの過去はいらないわ 水

嘆きの恋 – 欧陽菲菲

涙の目の中をあなたは逃げて行くのね淋しく手を振れば愛は舗道(みち)にこぼれただめ もうだめなの二人共もとの他人 アッアッアッだめ 振り向いてもしあわせな日々は夢

水色の夜明け – 欧陽菲菲

水色の夜が明けて二人とも別れましょう これ以上話しあえば 涙 枯れ果てるテーブルの上に今二人の愛の形見ドアの鍵を残しあなたは出て行く 外へ見送れば弱い私 うしろ

航空便 – 欧陽菲菲

丘を下りながら夢が一つ二つあなたの住んでるあの国へ白い船が出る春になればあの人に逢えるわこの胸の中をかけまわる恋の歓び白い船にのせて夢が一つ二つ涙の出そうな夕暮

あなたは再び帰らない – 欧陽菲菲

あなただけを愛していた 私の胸の中に小さな恋がめばえたのよ罪と思うけれどもあきらめて欲しいの悪い女なのと忘れないあたなのこと すべてを許してね二人だけで話しあえ

銀色の渚 – 欧陽菲菲

つめたいあなたに 涙もかれはて一人でたたずむ 銀色の渚月の光 髪をぬらし愛の終り かなしむわたし夢でいいから あなたに抱かれたいのあなたのうわさに 心が痛むのみ

情熱の砂漠 – 欧陽菲菲

愛されたそのあとで 私は死にたいわ燃えつきた燃えつきたけだるい命のこのままで情熱に身をまかせ 愛したそのあとでかなしみがかなしみが 私の心をひたすのよ愛は熱い砂

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