暖かい土と 湿った草花
無限の可能性と期待 生まれる前のもっと前
ヒーローにだってなれる
僕には極限状態が好ましい 悲しいのは浸りたいだけ
歪んだ思考は 流動し続ける無限のサイクル
どこにも当てようのない感情
誰かのために生きてきたけれど
本当は きっと誰もが求めている
常識の目に晒されて 規範がどんどん狭くなる
捨てきれない自己の形成のため 不可欠なもの
夢 思い出 決意 憧れ 僕のために居た君
明日はもっとなんて思わせて 朝は残酷だ
目をつむった 無責任な昨日の自分
ヒーローにだってなれると思っていた
思っていた
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あまりに激しく泣くから 僕は黙って見守ったいつになったら彼女は自分を許せるのだろうか気にしてないよ 僕は気にしてないから明日の予定は一人言 寂しさを紛らわすため
閑静な町が 静かに歪んでいった夕暮れあなたの孤独に巻き込まれ 私はあの日死にました寂しがらないようと未遂をした 母に声を届けたくて耳鳴りのような音しか出せない私
そこらじゅう思い出の散らばる部屋いつから座り込んでいたのか 耳に残る最後の声どこまでも落ちてゆく深い深い夜あなたがくれたものと同じくらい応えられていたかな言葉も
理不尽で悪意ないもの 僕は逐一傷ついて虚しく続く現実が もう一人の彼を作った共感する振りが巧く 彼は笑顔で少し抜けているこちらといえば最近は ろくに対話もしてな
寄りたい店もない 行き着けの場所もないそのまま家に戻ったら寝るだけの今日で 無理に食べて帰る書き捨てたはずの夢は 独り言になった君への思いは僕の周りで言霊になっ
聡明なあなたが 透明な水槽で飼いならした私の背鰭をやさしく撫でる染み付いた墨の匂い 綿の死んだ座布団に筆の進まぬ夜 朦朧と瞳は乾く『どうにも世迷言が過ぎる』『理
いいよ触ったって そう噛んで好きなんでしょもっと それ以上は分かっている?キスも欲しいならそうね それくらいならって焦らし過ぎたかしらもう思い出は甘いものしか運
昨日の自分の期待には応えず 今日の自分の信頼は大暴落自己肯定をしたくて罵った こんなはずじゃなかったと嘆いたって変わりたいって泣きじゃくった感傷にのまれるな自ら
言えないことはだんだん減って 恥じらいもなくなってあんなに思い悩んだことも 今では笑い飛ばしてしまう僕はそれでいい あなたは違うそんなことも分からないまま 過ち
青空に溶けるような 白いカーテンとふわり揺れるあなたの髪三つ編みに結いあげると 嬉しそうに振り向いてくれた騒がしい人入り乱れる喪服の行列怒りに歯をすり減らし 今
君が嫌いだ 知れば知るほど鼻につくただそれでも それでも 君の目に映りたいてめえで言ったことも忘れて 悩んでる思考を撒き散らしまた人を嫌いになった 裏切られたと
もうやねやねやんなる しかしあなたは寝たらばリセットちょっとした隠しごとに 切なくなって酔いしれた私の気持ちに気づいた時 どう思ったの先の無いことは好都合 ロマ
話の済んだその日の朝 心を空っぽにしようと努めました少しでも食い下がって欲しかったなんて わがままな思い悔しいな何がきっかけとかではなく だんだん減っていった言
嘘吹けば流れる人の波 甘い思考でのぼせる脂肪横道の屋根の下隅 黄色い歯が微笑み寄る同情していたあなたさえ 素知らぬ振りで肌を剥く痛い痛いと叫んでも 生暖かい熱が
打ち明けてしまいたいの冷静さと無邪気さを装って どうにか笑顔が見たくってここでのあなたの興味は隣のクラスの釣り目の男の子困った顔が見たくなって 知識だけ豊富な私
駅員に押し込まれて 両手上げて踏ん張った足は 誰かの足を踏む大勢で見繕ったモラルの上を歩けば とりあえずまともに見えるようだ真っ暗で雑然としたこの部屋 真冬でも
大げさかもしれませんが あなたが生きているそれだけで嬉しいのあなたのすべてを肯定したい怒り 嘆き 理不尽な拳 頭に流れ込む人を歪ませるには十分な外聞 世界は自分
ひらひら舞うバレリーナ 終わりを渇望しながら踊る消えそうで泣きそうな 少女を救いたかった浴槽で丸まる少女は 膨らむ頭 下がる体温と腕を上げれば固く閉じる震える瞼
全てが青く透き通り 万能感に満たされた日々素直に生きたし拒絶も出来た そんな記憶は薄れる仕組みたまの贅沢 飯 睡眠 仕事と 自己嫌悪にまみれた日々鈍った心を動か