橋本栄子

博多俄雨 – 橋本栄子

仮設舞台で 見初(みそ)めた人と
しゃもじ叩いて 踊って浮かれ
川面(かわも)にネオンが 消える頃
女心は ゆらゆらと
辛い切ない ないものづくし
募(つの)る思いを 那珂川へ
博多どんたく 俄雨(にわかあめ)

裸締めこみ 男の匂い
後(あと)を追っても 叶(かな)わぬ掟(おきて)
背中にかかり湯 泡沫(うたかた)の
浴衣(ゆかた)一枚 おんな宿
辛い切ない ないものづくし
掛(か)けて弾(はじ)ける 勢(きお)い水
博多山笠(やまかさ) 俄雨

博多仁和加(にわか)の お面(めん)をつけて
つくる笑顔に 溜息(ためいき)ついて
独(ひと)り善(よ)がりの 艶話(つやばなし)
流す涙に 嘘(うそ)はない
辛い切ない ないものづくし
あなた逢いたい 放生会(ほうじょうや)
博多屋台の 俄雨

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