叫び声にも似たブレーキ
吸い込まれそうな地下鉄のホーム
生暖かい風が 通り過ぎていく
よどんだ始発のSubway Station
なぜか浮かない顔の人たち
始まりと終わりの交差点
今にも飛び込みそうな 少女が一人
怯えるように耳を塞ぐ
夜の街から朝の街へと
掃き出る人と肩をすれちがう
狂った風に吹かれながら
みんなどこへ行くのだろう
悲しいくらいに不器用な少女は
自分のいる場所をさがす
これからどれくらい
打ちのめされて行く?
破れたこの街の檻の中
夜の街から朝の街へと
掃き出る人と肩をすれちがう
狂った風に吹かれながら
みんなどこへ行くのだろう
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