『あっしや札付きの巾着切りだが、決してあこぎな真似はしやァしねぇ。
だがこりゃ、あんまり自慢にやならねえや』
お江戸見すてゝ旅鴉
足の向くまゝ 歩くまゝ
追はれて箱根の峯越えりゃ
富士のお山が呼びかける
テナこというけど わしやつらい
『あっしの商売にゃ女は禁物だ、腕が鈍るからね。
だがこりゃ、チツト悩ましいや』
宿の浮寝のツレヅレに
フト侠気が縁の糸
みだれて胸もトキメケど
女嫌ひの意地ツ張り
テナこというけど わしゃつらい
娘ごゝろの一筋に
燃ゆる想いは響けども
答える胸の火は冷めて
帰る袂に小夜時雨
テナこというけど わしゃつらい
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リンゴの木の下で明日また逢いましょう黄昏 赤い夕陽西に沈む頃に楽しく頬よせて恋をささやきましょう真紅に燃える想いリンゴの実のように
人の気も知らないでよそよそしい振りするやるせなさに生きる望みもうせて今日この頃の 身の細りあきらめていてもいつともなく 出るのは涙のため息今日この頃の 身の細り
蛇が林檎を アダムとイブにお食べなさいとすすめたら今では裸の アダムとイブが急に葉っぱをつけたとかヘッヘヘヘッヘ ヘッヘッヘそれは昔 昔のお話しさ今じゃ悪魔が
鬼も十八 煙草屋の看板娘に 惚れこんで無理して 煙草を吸いすぎて未成年者が 目をまわす向う横町の煙草屋の可愛い看板娘年は十八 番茶も出花いとしじゃないかヘーイ恐
研辰さんは 小柄だが目はパッチリと 色白で笑う口元 愛らしくあいそがよくて 良い男人と生まれた 人はみな士農工商 差別なく立身出世 幸せを望まぬ奴は バカヤロー
あーら おや まあほほいのほいと もう一杯渡辺のジュースの素です もう一杯ニクイくらいにうまいんだ不思議なくらいに安いんだ渡辺のジュースの素ですよ
赤いお屋根の その上で青いお空が 笑ってるおじいちゃまも 笑ってる「おじいちゃま」「ハイ」「おじいちゃま」「ハイヨ」「おじいちゃま」「ハイ!」おじいちゃま ごら
おらは死んじまったよおらは死んじまったよおらは死んじまったよ天国に行ったよ長い階段を 雲の階段をおらは登ったよ ふらふらとおらはヨタヨタと 登り続けたよやっと天
やっとどうにか 芽が出たぞめぐりがよくって ホンイッソウリーチをかける 運のよさあがってさらせば こりゃチョンボこりゃチョンボだ こりゃチョンボだチョンボ チョ
知らない間に生まれてて知らない間に育ってて知らない間に恋をして知らない間に年とったこれは呆れた驚いた何がなんだか判らないこれが浮世というものかあなた任せの風来坊
ガマの油をチョイとつけりゃ打ち身 切り傷 かすり傷胸に悲しいあの傷もけろりたちまち治っちゃうあ けろりんぽんたらけろりんぽん「サアサア御用とお急ぎでない方はゆっ
ピンポンの玉がボーンとハズむように春がやって来た アラピンポンパンピンポンピンポンの玉がボーンとハズむようにあの娘の胸がふくらむ春が街はよい眺め 風は頬をなでピ
俺は寺中で一番強いと言われた坊主だ弁慶さまのあととりで無茶坊さまとは この俺だ「世界に平和を!暴力を出すな許すな町ぐるみ刃物の持ち歩きはやめましょうスローガンだ
元気なお手紙ありがとう皆んなで嬉しく読みました塹壕の中の夢まくら故郷や家の事なぞは心配御無用 僕がいるお母さんも妹も この僕ももりもり丈夫で暮してるいつでも敵に
I love you I love youあなたとならば どこまでもI love you I love you地球の果てまでも恋はやさしく 恋は悩ましく雨の日も
逢いみての のちの心にくらぶれば くらぶれば昔は 昔はものを 思わざりけり
その夜はやすむ あけの朝はやから起きる 石松はうがい手水に 身を清め仕度をなして 表へ出たまたぐ敷居が 死出の山雨だれ落ちが 三途の川そよと吹く風 無情の風これ
家のかかあは 喧嘩好きそれを止めるにゃ 唄に限るんだ歌でトララララー 黙らせるよトララ ランラ ランララララララン ララララトララ ランラ ランララララララン
みなさんお聞きよ 素敵なバンド綺麗なお嬢さん さぁさ歌いましょうホレきどらずに ネエすまさずにあなたが歌えば みんな歌う素敵なバンドが 伴奏します太鼓もピアノも
おやおや こんなひどい目にまだ会ったことはない (カッコー)ガヤガヤ騒ぐあいだにカツラをもぎ取られた (カッコー)皆手をたたいて カツラを追っかけて行く皆しては