楳図かずお

わたしのふるさと – 楳図かずお

わたしの わたしの ふるさとは 遠くはなれた 山のまち
水と森とに かこまれた 今も昔に つづくまち
さあ 帰ろう あのまちへ さあ 帰ろう いますぐ
指おりかぞえて 待っている 父と母とが 暮らすまち
古い手紙を とり出して 何度 何度も よむだろか

わたしの わたしの ふるさとは 江戸の家なみ のこるまち
ほそい 路地みち 板のかべ 広い河原へ 抜けるまち
さあ 帰ろう あのころへ さあ 帰ろう いますぐ
ひとりで遊んだ 思い出は 河童 ツチノコ 山ん婆
よるは 天狗が飲みにくる 水は清らかなままだろうか

人気の新着歌詞

新宿怨歌 – 楳図かずお

オレが死んだら 歌ってくれよ ドジな男の 新宿怨歌ドブの虫にも 心はあるぜ 踏まれっぱなしの 新宿怨歌あんな奴らにゃ 未練は無いわ 酔ってつぶれて 新宿怨歌空を

海賊ロック – 楳図かずお

ヘイヘイヘイヘイ 海賊ロックはしましま しまのシャツ着たロックンローラーかぎ爪がわりのハンドマイク エイトビートでハハンハーン歌って踊って しましま しまの軍団

黒い色 – 楳図かずお

黒い色がすき HAN HAN 黒い色をなめると 汗と涙にがい味がするから黒い色がすき HAN HAN 黒い色は男が 遠く去り行く色ふり返り ふり返り またふり返

大阪の女 – 楳図かずお

大阪の女が 大阪すてる日は 梅田 北新地 こぬか雨大阪の女は つよがりやから 雨にまぎれて 出ていくねふり返れば 御堂筋 その向こうに 通天閣 雨にうたれていて

14歳 – 楳図かずお

Fishes are 11 Birds are 12 Animals are 13 Men are 14ぼくらはみんな 14歳時の流れの中で 栄えてそして ほろ

タンゴ・アルゼンチーノ – 楳図かずお

黒いドレスに 高いヒール 男をみくだす まっ赤なくちびるタンゴ・アルゼンチーノ 媚薬のにおいタンゴ・アルゼンチーノ タンゴの女王アルゼンチンの夜は 月と星とにか

チキンジョージ – 楳図かずお

W-WAH!! W-WAH!! とがったくちばし クワッ!と開けて消されたけものの うらみを叫ぶチキンジョージ チキンジョージ チキンジョージ ありえぬ素性Wh

新宿烏 – 楳図かずお

ネオンうずまくこの裏町にねぐらなくした新宿烏明日は知れない 今日一日をひとりさまよう夜の底どうせ飛べない 新宿烏好きで着ている衣装じゃないわ濡れ羽色した新宿烏脱

ああ レディハリケーン – 楳図かずお

ラメのボタンを いじくりながらバストを右手で たしかめてみるふだんどおりの 仕草ですぐにお前はかるく 笑ってみせるサザンカラーの 南の空が何かの気配 警告してる

むかしトイレがこわかった! – 楳図かずお

むかし むかし そのむかしおとうさんやおかあさんが キミくらいの頃はねトイレがいちばん こわかったもんだ…不吉なユメに うなされとつぜん夜中に目が覚めた行かなく

ひとりたび – 楳図かずお

信濃街道 ひとりたび 白いそば畑 ひとりたびああ 誰もいない 野辺の駅鳥の声さえ せつなくて ああ 孤独がいやで 旅に出て孤独が好きな ひとりたび冬のロンドン 

漂流教室 – 楳図かずお

家(うち)へ帰ろう 帰ろう帰ろうもうさんざん遊びすぎてあんまり遠くへ来すぎたから家へ帰ろう 家へ帰ろういつか君がママになったら僕はきっと君を訪ねるよ君はいっぱい

おろち – 楳図かずお

私が誰だかわかりますか?もう私のこと忘れたでしょうねあなたの名前はおろち 私が勝手に付けましたあなたの心は風だから 姿なんかは見えません見えないあなたと肩並べ遠

YOU ARE MY DESTINY – 楳図かずお

You are my destinyYou share my reverieYou are my happinessThat's what you areYou

イアラ – 楳図かずお

イアラ……もうあなたの顔さえ忘れた捜し疲れてひなびた町で宿をとれば見上げる空に月夜は苦手だ もの想いさせるから過ぎてしまったことが日毎日毎美しくなるなくしたもの

おとぎ話のヨコハマ – 楳図かずお

ヨコハマ やせた女がたずねもせぬのにおとぎ話をしてくれたヨコハマに初めて雪が降った日どこから来たのかマッチ売りマッチはいかが マッチはいかが いかがもう もやす

洗礼 – 楳図かずお

友を止(と)めることば払い捨て許されない恋と知りながらこの人だけは離したくない許したまえ許したまえ窓に明りがともり家の中から笑い声がきこえるそんな生活が夢だった

蝶の墓 – 楳図かずお

私が死んだら蝶々になるわと云ってたやつだからなんで死んだか知らないけど部屋の中がいつものまんまでステレオからはサバの女王きこえてた窓が開(あ)いていたからきっと

森の唄 – 楳図かずお

人は時に どこか遠く誰も住まない森へ行きたいものです何も悲しみあるというのでなくても幸せが足りないというのでなくても森につつまれて思い切りけもののような声でウオ

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