椋忠治郎

  • 愛々傘 – 椋忠治郎

    良いことだけの 一生ならばこの世に苦労の 二字はない片袖濡れても 肩寄せ合えば凌げる冷たい 冬時雨愛々傘は 愛々傘は貴方と私の こころ傘 見た目は野暮な 番傘だけど畳めば明日の 杖になる一人じゃ気付かず つまずく溝(どぶ)も二人で避けてく 水たまり愛々傘は 愛々傘は貴方と私の きずな傘 信じて待てば いつかは晴れる二人の人生 空模様この世の長雨 上った後も日傘の代りに 差して行く愛々傘は 愛々傘は…

  • 漁火しぐれ – 椋忠治郎

    お湯が六分で 焼酎が四分つまみは雑魚天 薩摩揚げ静かなお酒で いい人だった切れたきずなの 古傷が痛みます 疼きます漁火しぐれ 海の匂いが しぐれに溶けてわたしの心で 貝になる花より儚い 一会の恋がなんでなみだの 種になる切ないわ 淋しいわ漁火しぐれ 束ね黒髪 えりあし寒い解けばあの夜が 絡みつく一合のお酒を 持て余してるおんな思い出 しのび酒恋しいよ 逢いたいよ漁火しぐれ 人気の新着歌詞 津和野・…

  • 花ぼうろ – 椋忠治郎

    霧氷よ おまえのまたの名は花は花でも 花ぼうろ恋の亡きがら 引き裂いて空に投げれば 雪になりますか花ぼうろ 花ぼうろひとり北国 あなた忘れ旅 あしたのいらない 私にはここが似合いの 冬の宿夢の続きを 見る気なら寝酒一合 あればすむけれど花ぼうろ 花ぼうろひとり北国 あなた忘れ旅 おんなの意地です 別れですこれでいいのよ この恋は上り列車の 笛が泣く春にいちばん 遠い山の駅花ぼうろ 花ぼうろひとり北…

  • 忘れかけてた子守唄 – 椋忠治郎

    どこか似てきた おふくろにそんな気がする この頃は元気でいれば いくつかと鏡の俺に 聞いてみるおふくろ おふくろ 今もまだ背中(せな)の温もり 恋しいよ 恋しいよ 辛い涙は 見せないで俺を支えて くれたっけふるさと遠く 振り向けばそこにはいつも 母がいたおふくろ おふくろ 叶うなら声が聞きたい もう一度 もう一度 やっと気付いた 優しさに 人気の新着歌詞 津和野・旅情 – 椋忠治郎 ツ…

  • 新宿ラプソディー – 椋忠治郎

    めぐり逢いから 愛ははじまる思い出横丁 二人で呑んだ七色ネオン ときめく心束の間過ぎる 時を惜しんで語り明かして いたい夜新宿は 新宿は 夢の街恋の街新宿は 新宿は 夢追い人の街 春は桜の 新宿御苑早稲田をゆけば 都電も走る花園神社 寄り添いながら夜空の月も そっとほほえむ影が重なる 二人づれ新宿は 新宿は 夢の街恋の街新宿は 新宿は 夢追い人の街 歌舞伎町から 恋は芽ばえて名残りが尽きない 短い…

  • 津和野城恋歌 – 椋忠治郎

    雲海(うんかい)に浮かぶ 山城(やまじろ)街道沿いで 君は指を差す辿れば遠く 青春は木漏れ日揺れる さんぽ路けれど…君はもういない晩秋 冬枯れ そして春 戦国の歴史 残して鷺舞(さぎま)い舞えば 響く鐘の音今年もきっと 旅人でにぎわい見せる 城下町けれど…君はもういない白壁 掘割り 花菖蒲 城跡(しろあと)の遥か 眼下に石州瓦(せきしゅうがわら) 君の在りし家鴎外(おうがい)詩集 ひらく手に野菊を…

  • あぁ地平線~君の待つ街へ~ – 椋忠治郎

    追って来たけど 男の夢を辿り着くには あまりに遠い…北原野旅の仕度に 手を貸してあの日涙を こらえていたねごめんよ 苦労を ねぎらうような笑顔ひとつが 瞼(め)に浮かぶ帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 泣いているよな 夕焼け空が男ごころを 真っ赤に染める…地平線北の最果て 身に沁みる忘れられない ぬくもりひとつごめんよ も一度 出直す俺を強く励ます 向かい風帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 詫びてすま…

  • 男のつぶやき – 椋忠治郎

    道草しながら 歩けばいいさそれでいいのさ 無理などしないで人生まだ秋半ば ひとり振り向けば不器用すぎてた 生き方だったけど恥じることはない 寂しくはないそんな男の 男のつぶやき 道草しながら 探せばいいさ忘れ物なら あの日にもどって人生まだ秋半ば 夢の続きなら心の中にも 明日のむこうにも急ぐことはない 近道はないそんな男の 男のつぶやき 人生まだ秋半ば ひとり振り向けば不器用すぎてた 生き方だった…

  • 口笛の少年 – 椋忠治郎

    口笛は幼き頃の 我が心の 心の友よ故郷を遠く離れて 若き青春(ゆめ)を手繰(たぐ)れば熱き想いを 胸に抱いて茜雲 追いかける旅人いま人生という名の 明日が 少しは見えて きたけどああ少年よ 君はいまも 輝き忘れていないから 口笛の悲しき音色(うた)は 我が心の 心の人よちぎれゆく追憶(おもいで)よりも 時の早さ切ないこの瞳(め)閉じれば 浮かんでくるあの駅舎(えき)で 待っていた母人いま人生という…

  • 別れの泊り崎 – 椋忠治郎

    海鳴りだけが 絶え間なく聞こえる町の 淋しさよ逢えばお前を 泣かせる俺が恋に惹かれる 恋に惹かれる泊り崎 とぎれるままに 語り合うまどべの月の かなしさよこころつないで あの海深く落ちてゆけたら 落ちてゆけたらよいものを 思い出ひとつ 恋ひとつ分けあう夜の みじかさよ明日の別れにゃ あの海鳴りをどんな思いで どんな思いで聞くのやら 人気の新着歌詞 津和野・旅情 – 椋忠治郎 ツワブキの…

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