森繁久彌

しれとこ旅情 – 森繁久彌

しれとこの岬に はまなすの咲く頃
思い出しておくれ 俺たちの事を
飲んで騒いで 丘に登れば
はるかクナシリに 白夜は明ける

旅の情か 酔う程にさまよい
浜に出て見れば 月は照る波の上(え)
君を今宵こそ 抱きしめんと
岩陰によれば ピリカが笑う

別れの日は来た シレトコの村にも
君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれ烏さん
私を泣かすな 白いかもめを …………

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とんかつの唄 – 森繁久彌

とんかつの油のにじむ接吻をしようよ花が咲いて花が散って太陽がかゞやいて水が光ってるたくましくとんかつを喰い二人でうでを組んで大きな鼻の穴で一っぱい 空気を吸おう

人生賛歌 – 森繁久彌

どこかでほほえむ 人もありゃどこかで泣いてる 人もあるあの屋根の下 あの窓の部屋いろんな人が 生きているどんなに時代が 移ろうとどんなに世界が 変わろうと人の心

オホーツクの舟唄(知床旅情) – 森繁久彌

何地から 吹きすさぶ 朔北の吹雪よわたしの胸を刺すようにオホーツクは 今日も 海鳴りの中に明け 暮れてゆく父祖の地のクナシリに長い冬の夜があける日を白いカモメが

森繁の人生賛歌 – 森繁久彌

何処かでほほえむ人もありゃ何処かで泣いてる人もあるあの屋根の下あの窓の部屋いろんな人が生きているどんなに時代が移ろうとどんなに世界が変ろうと人の心は変らない悲し

石松道中唄 – 森繁久彌

肩で飲み屋の 暖簾を分けりゃお酌する娘(こ)の 眼が招く酒の肴にゃ 歌も踊りも出るよ粋に酔いてぇ 東海道色も濃茶の 茶柱日本何かいい事 あるかいな今夜宿場で も

蛙の歌・河童の歌 – 森繁久彌

そよ風に スカンポの花三日月 流れる螢夜昼(よるひる)を 我らは歌う生きる歌 歓びの歌クワッ クワックスリール リール リルリルブレッケッケ ケックスウリリルダ

サラリーマン悲歌 – 森繁久彌

一人手酌の 屋台の酒に酔えば忘れる 心が晴れる月に浮かれて おどけて踊りゃ影も寂しい サラリーマンペンの虫かよ インクのにじむ指で数える 月給袋たまにゃ夢見る 

さすらいの唄 – 森繁久彌

行こか戻ろか 北極光(オーロラ)の下を露西亜(ロシア)は北国 はてしらず西は夕焼 東は夜明鐘が鳴ります 中空に泣くにゃ明るし 急げば暗し遠い燈(あかり)も チラ

満州里小唄 – 森繁久彌

「シベリヤと満州との国境、満州里は、今日も吹雪に暮れてゆく。人々はその風の中に、どんなにか春をまつのだ。丈余の氷の解ける音に、雪を割って咲くアゴニカの紅い花に、

箱根の山 – 森繁久彌

箱根の山は天下の険 函谷関も物ならず万丈の山 千仞の谷 前に聳え後に支う雲は山をめぐり 霧は谷をとざす昼猶闇き杉の並木 羊腸の小径は苔滑か一夫関に当るや 万夫も

島原地方の子守唄 – 森繁久彌

おどんみゃ島原の おどんみゃ島原の梨の木そだちよ何の梨やら 何の梨やら色気なしばよ ショウカイナおろろん おろろん おろろんばいおろろん おろろん おろろんばい

荒城の月 – 森繁久彌

いま荒城の夜半(よわ)の月替らぬ光誰(た)がためぞ垣に残るはただ葛(かずら)松に歌うはただ嵐天井影は替らねど栄枯は移る世の姿写さんとてか今もなお嗚呼荒城の夜半の

真白き富士の嶺 – 森繁久彌

真白き富士の嶺 緑の江の島仰ぎ見るも 今は涙帰らぬ十二の 雄々しきみたまに捧げまつらん 胸と心ボートは沈みぬ 千尋の海原風も浪も 小さき腕に力もつきはて 呼ぶ名

ゴンドラの唄 – 森繁久彌

いのち短し 恋せよ 少女(おとめ)紅き唇 あせぬ間に熱き血潮の 冷えぬ間に明日の月日は ないものをいのち短し 恋せよ少女いざ手をとりて かの舟にいざ燃ゆる頬を 

妻をめとらば(人を恋うる歌) – 森繁久彌

妻をめとらば 才たけてみめ美わしく 情あり友を選ばば 書を読みて六分の侠気 四分の熱わが歌声の 高ければ酒に狂うと 人の言うわれにすぎたるのぞみをば君ならではと

銀座の雀 – 森繁久彌

たとえどんな人間だって 心の故郷があるのさ俺にはそれが この街なのさ春になったら 細い柳の葉が出る夏には雀がその枝で啼く雀だって唄うのさ悲しい都会の塵の中で調子

船頭小唄 – 森繁久彌

おれは河原の 枯れすすき同じお前も 枯れすすきどうせ二人は この世では花の咲かない 枯れすすき死ぬも生きるも ねえおまえ水の流れに 何変ろおれもお前も 利根川の

人生はいいものさ – 森繁久彌

何を悲しみ 泣いてる人よ涙ぬぐって 顔をあげよう生きてることは それだけで素晴らしい ことではないか人生それは いいもんだよ何を怨(うら)んで すねてる人よ横を

荷物片手に – 森繁久彌

こんな恋しいこの土地捨てゝどこへ行くだろあの人はどこへ行くのか私(わ)しゃ知らないが荷物片手に傘さげて私(わ)しも行こかなこの土地捨てゝ荷物片手にあの人と

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