森山直太朗

愛のテーゼ – 森山直太朗

長い坂道を どこまでも転げ落ちるように
輝きながら時は過ぎ 今更ながら君が好き

暗い地下鉄で ネバネバと油売っていたら
トグロのような霧は晴れ 手の鳴る方へ導かれ

掛け合う言葉 カラカラになって空回り
何も言わずに抱き合えたなら ラララそれが愛のテーゼ

取り立てて どーのこーの とか言う訳じゃなくて
ただ君は 僕の好奇心
あ、そうだ いつか ラスベガスでも行って
とてもステキなショーでも観よう そうだそうしよう

そして日は過ぎて クルクルと巡る思いもたげ
転ばぬ先に杖はなし 案ずるだけの意気地なし

見果てぬ空から 垂れ下がった赤い糸
絡めた指が永遠を紡ぐ ウルルそれも愛のテーゼ

なし崩しで やいのやいの 愚痴零したかないって
まぁ君は 僕の救世主
ね、輪廻 輪廻 季節は巡り巡っちゃう
君と僕も消えてなくなる また日は遠ざかる

あんまり調子のいいこと取り繕ってばかりじゃ
本当のホントのトコロは伝え切れないよ
ABC重ねて響き合えたらいいのになんて

改まって どーのこーの て言うか、そんな柄じゃないって
ただ君は 僕の方位磁針
あ、そうだ いつか パラダイスでも行って
日がな優雅にお茶でもしよう そうだそうしよう
そんでエステもしよう

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