森光子

  • 湯の町放浪記 – 森光子

    貴方久しい なつかしい会えてうれしい はずかしい伊豆の湯の宿 しみじみ飲めば胸に夜更けの 山の音ゆれます ゆれます この身体女 湯の町 放浪記 かたちばかりの 盃に夢を見た日を 想い出す月は天城に おぼろにかかり酔ったふりして 目をとじる燃えます 燃えます この心女 湯の町 放浪記 貴方帰れば もう来ない来ても他人の 顔になる雨の初島 かすんで見えてたった一人が つらくなる死にます 死にます この…

  • 人生革命 – 森光子

    遠くで消えた 星よりも道辺で摘んだ すみれ草日記の隅で かくれんぼ春だよ みんな もういいかい うしろも振り向かず思い出抱きながらまだまだ続く 放浪の道 人生革命 大きく咲いた人生革命 見事に咲いた 春には春の 草があり夏秋冬も 四季の草道草好きな 気まま人のんびり行こう 人生は うしろも振り向かず遠くまで来たもんだまだまだ続く 放浪の旅 人生革命 大きく咲いた人生革命 見事に咲いた 人生革命 大…

  • カーテンコール – 森光子

    カーテンコール 緩やかな愛がカーテンコール 波のようにカーテンコール 私の人生をカーテンコール 振り返る過ぎ去りし日々見果てぬ夢よ もう一度 今 静かに幕は降りてこの舞台の袖で思うほんの束の間演じた自分のその出来ばえ愛し合ったことも憎み合ったことも許し合ったことも…すべて 悔いはない カーテンコール スポットライトにカーテンコール 照らされてたカーテンコール あの日の興奮がカーテンコール 甦る拍手…

  • 本気はだめよ – 森光子

    夜も更ければ男と女ここから先にはルールがある 愛してるとか永遠だとか言葉にしないで瞳(め)でわかる いくつ 恋をしたでしょう恋もするたびに上手(うま)くなる 本気はだめよほどほどにハートの力を抜きなさい本気はだめよほどほどに虜にして どうせ 最後は男と女心はいつしか裸になる どれが 嘘とか真実だとか季節も変われば気も変わる 何度 涙流せば夢の醒め方を覚えるの? 本気は後でそのうちに遊びのつもりで始…

  • 100通の手紙 – 森光子

    白い便箋に右上がりの文字何度も 何度もしたためて…… 口には出せない思いを晴らすのあなたが まだ 愛しい 窓から射し込む月明かり青いインクよ一途さが目にしみる 100通の手紙が引き出しに眠ってこの恋の長さを教える100通の手紙が私のどこにも 届かない 愛よ 宛名はいつでも書かないでいたの心がつぶやくだけでいい 私が死んだら一緒に燃やして誰にも 気づかれずに…… 時間の向うに忘れられ色褪せて行く大切…

  • 残り香 – 森光子

    恋も4年 過ぎれば話す言葉 とぎれてあんなに 愛し合った日々さえ 幻のようあなたの 淋し気な瞳(め)の中に 誰かいるしぐさの裏に 潜む秘密を打ち明けないで どうぞお願い (セリフ)いつの頃からかあなたの残していく香りが違うことに気づいていました。でも、それを尋ねるのがとてもこわかった。 遠くはない 別れを感じるから なおさらいつもと 同じように振舞う 自分がいやあなたの その腕に抱かれても 哀しい…

  • 私は孔雀 – 森光子

    黄昏の空は美しき今日の果てうつろいの瞬間(とき)がこの胸を惑わせる 愛しさにためらえば切なさが残るだけ 孔雀の羽根のように情熱的に心を開いて孔雀の羽根のように私のすべてあなたに見せたい 本物の恋は秘かな胸の痛み夕凪の後で自分だけ わかるもの あきらめてしまえたらやすらぎの夜は来る 一人きりにしないで燃える思いを夢にはできない一人きりにしないで翳りゆくまで私に気づいて 愛しさにためらえば切なさが残る…

  • もみがら枕の子守唄 – 森光子

    日暮れになったらよ 心が寒くってさわたしが惚れた 夕やけとんぼどこかへ行ったきり日暮れになったらよ カラスが泣くからよ七つの子供へ帰っておやりわたしはいいからさ 早よう寝れや 早よう寝れや今夜も蒲団を かぶってさ早よう寝れや 早よう寝れやもみがら枕の 子守唄 日暮れになったらよ あの頃みたいにさ桐下駄つっかけ お風呂屋さんにふたりで行きたいね日暮れになったらよ あんたが大好きなライスカレーでも こ…

  • 夕顔のうた – 森光子

    生れたことを 恨みもしない生れたことを 倖せともいわない夕顔の花よ お前と似てる路地裏に咲いて この世に咲いて…咲いて おんなに生れ 母にもなれずおんなに生れ 故郷にも帰れず夕顔の花よ 短い夏に誰(た)が為に咲いて この世に咲いて…咲いて 夕日が沈む 儚い人生(いのち)夕日が沈む 思い出だけ残して夕顔の花よ あしたもそこに真白きに咲いて この世に咲いて…咲いて 人気の新着歌詞 君恋し –…

  • 星が降るまでここにいましょう – 森光子

    赤い夕陽が傾いて思い出すのは故郷(ふるさと)の小さな山と幼いあの頃 今日まで歩いて来た道振り向きながら人生の遥か遠くをなつかしく思う いいこともよくないことも空の移ろい 星が降るまでここにいましょうちぎれ雲を見送りながら星が降るまでここにいましょう夢の終わり人は皆淋しがり いろいろな人と出会ってそして 別れて道端の名もない花も思い出のかけら 黄昏が美しいのは誰の未練か 星が降るまでここにいましょう…

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