森一樹

ふるさとは…秋 – 森一樹

祭り囃子が 日暮れる里へ
風と流れて 秋が行く
都会暮らしは 季節も無いが
遠い夜汽車の 汽笛(ふえ)の音(ね)に
一人暮らしを終わらせて
いつか帰ろう ふるさとへ

軒に吊るした 雪洞(ぼんぼり)揺れて
今も心を 離れない
揃い浴衣に べに緒の下駄で
踊るあの娘も 嫁いでか
瞼とじれば 淋しくて
いつか帰ろう ふるさとへ

祭り終わって 吹く木枯らしに
里もそろそろ 冬支度
日向ぼっこの お袋さんの
丸い背中が 目に浮かぶ
積もる話を 手みやげに
いつか帰ろう ふるさとへ

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