森まどか
夜明けのタクシー – 森まどか
背中でドアを閉めれば 息をひそめた蒼い街
サヨナラは言わないわこわれそうだから
夜明けのタクシーひとり去ってゆく それが私にお似合いね
夜明けのタクシー手をあげるけど これからどこへ行けばいいの
空車の赤いランプを また一台と見送るの
追いかけて来ないことわかっているくせに
夜明けのタクシーもしも泣いたなら 愛は続いていたかしら
夜明けのタクシーねぇ遠くまで 私をはやく連れて行って
夜明けのタクシーひとり去ってゆく それが私にお似合いね
夜明けのタクシー手をあげるけど これからどこへ行けばいいの