森は生きている

  • 気まぐれな朝 – 森は生きている

    気まぐれな昔の詩人の妄想が部屋の中を彷徨いている コップに一杯水を飲む振りをして抜け出そうとするのを止めて 「星座なんて知らないほうが空は不思議に見える」 ぼんやりした朝の景色を裂くように「繰り返したくない」 蜃気楼の中もう一度ぼんやり眠って欲しい 夢も同じことで不思議なままでいい 濡れた黒い瞳を見詰め返すのはうしろ指を差されるのが怖いから 濡れた黒い瞳をふいに逸らすのは夢を覗き込まれるのが怖いか…

  • グッド・ナイト – 森は生きている

    赤や黄が座標軸の上でメリーゴーランドのように廻り始めたら物語もそろそろ終わり 「レディース&ジェントルメン!ぜんまい仕掛の蝶の群れがあの丘の頂上から一斉に墜落して行くのが見えなかったかい?」 ねぇ 今どこにいるの ねぇ?さぁ? まだ夢の続き さぁねぇ 今どこにいるの ねぇ?さぁ? まだ夢の続き さぁねぇ 今どこにいるの ねぇ?さぁ? まだ夢の続き さぁねぇ 今どこにいるの ねぇ?さぁ? まだ夢の続…

  • 回想電車 – 森は生きている

    予報通り外れたのべつ陽気な目の下すべる雲の影の広さに押し潰されそうで… 気怠い時が経つのを駅のホームで待っていた船のように動き出す電車に飛び乗ったのは いつか夢で見たような景色があるような気がしたから僕も行くよ 人気の新着歌詞 Bye Bye – 森は生きている 手をあわせて祈りつづけそのままやがてきみは眠ってしまった。目が覚めたらここはどこなのかとふと周り見わたしてまた眠りはじめるの…

  • 日々の泡沫 – 森は生きている

    日々の泡に包み込まれ君も僕も包み込まれ 泡となる 響く音に包み込まれ空も海も包み込まれ 泡となる 山も川も自分も包み込まれて 人気の新着歌詞 Bye Bye – 森は生きている 手をあわせて祈りつづけそのままやがてきみは眠ってしまった。目が覚めたらここはどこなのかとふと周り見わたしてまた眠りはじめるのかちょっとそこまで出かけたんだろ風が 帰り道 – 森は生きている みんみん…

  • 昼下がりの夢 – 森は生きている

    薄曇りを 風が運んで街が空を飛ぶ 光と 走り出す少女の影は夢の中を生きているみたいです 走り出す記憶と時計の針は遊ぶ 人気の新着歌詞 Bye Bye – 森は生きている 手をあわせて祈りつづけそのままやがてきみは眠ってしまった。目が覚めたらここはどこなのかとふと周り見わたしてまた眠りはじめるのかちょっとそこまで出かけたんだろ風が 帰り道 – 森は生きている みんみん蝉が鳴き…

  • 風の仕業 – 森は生きている

    みどり色の霧が晴れて春の雨が過ぎたいつかも来た公園では日傘が回り影は 浮んで 沈んだ 誰か何か呟いても僕らには聞こえないそれか多分あれは風か水たまりを震わせ 浮んで 沈んだ 依然として変わらない 足音は垂れてる雨の先で鳴ったまま みどり色の霧は白色に変わっただけだったふいに片手を挙げさせる空想と戯れて 浮んで 沈んだ 依然として変わらない 人気の新着歌詞 Bye Bye – 森は生きて…

  • 煙夜の夢 – 森は生きている

    a. 香水壜と少女 歪な香水塔から抜け出した街で蓮っ葉に足を投げ 影を追った少女は 「私が見つけたの」と台詞じみた言葉と共に風の中に消えた 少女が忘れていった 小さく握っていたものに多分 意味はない 「私にはとっておき」自慢げな呟きと忘れ物をそのままに僕も消えた b. 空虚な肖像画 影を千切っては投げるいつかの天邪鬼の言う所によりますと、「矛盾に飼い馴らされたとても立派で狂おしい肖像画の出来上がっ…

  • 断片 – 森は生きている

    噪いだ街に伸びる影は今日も終わりを迎えて倦み疲れたような吐息の中で独り言が彷徨う 空に梯子を架けて星でも掴もうか欲しいものは何? アスファルトの上の黄ばんだ声を聞くのはもうごめんさ 欠伸しながら歩いては行き交う街を眺めてたやけにすました足音を隈どる影の先には風ばかり 空に梯子を架けて星でも掴もうか欲しいものは何? アスファルトの上の黄ばんだ声を聞くのはもうごめんさ 繰り返される街並みはガラスの裏に…

  • 影の問答 – 森は生きている

    「風景画のように、時間がヘッドライトの先の雨粒の中に停滞してて、それが急に放電を始めたから、眠るのを忘れた。そんな夜のこと?」 「日曜の小さな部屋のソファの下や、臆病な子供が影を隠して過ごしたピアノの下にも、何かがありやしないか?眠るのを忘れて昨日聴いたレコードが廻る訳も、ほとんどそこにある気がする。」 ―― 二つの影が伸びる仄暗い少し減速し始める街で、痙攣していた白い街燈が微睡む夜明けの頃の出来…

  • プレリュード – 森は生きている

    走り出す少女は 影に惹かれて風に似て行ってしまったのです 人気の新着歌詞 Bye Bye – 森は生きている 手をあわせて祈りつづけそのままやがてきみは眠ってしまった。目が覚めたらここはどこなのかとふと周り見わたしてまた眠りはじめるのかちょっとそこまで出かけたんだろ風が 帰り道 – 森は生きている みんみん蝉が鳴き出す季節になったら僕は 河原で日向ぼっこをする夕暮れ時に聴こ…

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