桜井くみ子

王将 – 桜井くみ子

吹けば飛ぶよな 将棋の駒に
賭けた命を 笑わば笑え
うまれ浪花の 八百八橋
月も知ってる おいらの意気地

あの手この手の 思案を胸に
やぶれ長屋で 今年も暮れた
愚痴も云わずに 女房の小春
つくる笑顔が いじらしい

明日は東京に 出てゆくからは
なにがなんでも 勝たねばならぬ
空に灯がつく 通天閣に
おれの闘志が また燃える

人気の新着歌詞

途中下車 – 桜井くみ子

旅の途中で 下りた駅小橋が雨に 濡れているここが あなたの故郷(ふるさと)ね春の嵐が 花びら散らすだめね 忘れたつもりでいても抱いて抱かれた あの日が恋しいもし

長崎街道 – 桜井くみ子

行くか戻るか 小倉で思案娘桃割れ 花かんざしもゆれて未練を 切ってゆく泣かないわあたしには あなただけ山家(やまえ) 轟木(とどろき)神埼(かんざき) 佐賀へ恋

薄化粧 – 桜井くみ子

木の葉の影が 夕暮れの窓にゆれてる 山の宿私の心も ゆれている濡れた黒髪 湯上り姿鏡の前で 紅をさすあなたの好きな 薄化粧ふたりの恋の 行く先は辛い別れの 駅で

別れの港 – 桜井くみ子

涙でにじんだ あなたの連絡船(ふね)がけむる小雨の 波間に消えるさよならと さよならと声を殺して つぶやく胸に風が痛いの 冷たいのあとを追いたい 別れの港岬のホ

みちのく挽歌 – 桜井くみ子

吹雪まじりに 汽笛が鳴いてふっとあんたの 面影がくもりガラスの 窓に映って長い冬です 寒い肌ハアー 夢でも 逢いたいよハアー 夢でも 抱いとくれ恋しさつのって 

夢見坂 – 桜井くみ子

肩に冷たく 吹く風が結ぶ絆を 強くする心に望みが あるかぎり出直しできます 何度でも曲りくねった 夢見坂歩いて行きます あなたと二人そっとこの手を 握りしめ無理

あなたに咲く花 – 桜井くみ子

風が吹いたら 飛ばされそうなそんな命も 命は命ばかな ばかなばかな女と 笑われようと…あなたに咲きたい 夢ひとすじに明日は涙で 散らされようといいのわたしは 慣

ぬくもり酒 – 桜井くみ子

胸の痛みを 消すために飲んだお酒の はずなのに飲めば飲むほど あの人の腕に抱かれた ぬくもりが忘れられない 忘れられない思い出酒場別れ涙の せいかしら路地の灯り

海峡かもめ – 桜井くみ子

凍えるような 指先をそっと吐息で 温める群れをはぐれた かもめが一羽渚の砂で 淋しそうあなたに逢いに はるばるとひとりで来ました 海峡越えてあなたに二度と 逢う

ちょっと待って下さい – 桜井くみ子

チョット マッテ クダサイPlease Excuse meWhile I crySeems SAYONARA means “Good-Bye”But,no on

しあわせ招き酒 – 桜井くみ子

運のいい日も わるい日も生きてなんぼの 人生だもの何をくよくよ ねぇ あんたたまにゃふたりで つぶれましょうかおいでおいでよ この手にとまれしあわせ しあわせ招

海宿 – 桜井くみ子

如月(きさらぎ)の旅路は 骨まで寒いそれより心は まだ寒く二階の窓から いか釣り船をながめる瞳が 凍ります後ろ指から 逃げてきたわたしは生気地(いくじ) なしで

私とお月さん – 桜井くみ子

惚れていりゃこそ 許せないこともあります 女にはだから今夜は ひとり酒あなた恨んで 飲んでますどうぞ気にせず お早めにお休みなさいな エーエーお月さん空でのんび

嫁入り舟 – 桜井くみ子

むかし母さん この町に嫁入り舟で 嫁いで来たとあれから何年 たちますか たちますか紫あやめの 水郷を今日は私の 嫁入り舟が涙隠して ギッチラと行くもしも父さん 

哀愁流転 – 桜井くみ子

弱い女は 流される世間の川の 冷たさよどこにあるのよ どこにあるのよ 私の幸せは肩でため息 寂しさに心震える 裏通り肩に寄り添い ふたりして夜更けに聴いた 雨の

あばれ船 – 桜井くみ子

来るなら来い 変わる時代の荒くれ波濤よ俺の出番がやって来た 負けてたまるかよ風が叫ぶ 海が吠える 海鳥が声嗄らす あばれ船おふくろ似だ かわいいあの娘の写真を胸

人生川 – 桜井くみ子

やればやれるわ やる気になれば生きてなんぼの 命じゃないの後へはひくな 人生川よ天が見ている あんたの涙泥をつかんで 投げたいようなそんな日もある 人間だものふ

風に咲け – 桜井くみ子

渡り鳥さえ 千里の空で生きていりゃこそ また逢える負けないよって 思うたびこころに故郷の 母の顔ヤーレヤーレ ヤンレサァヨーいのち我慢の 風に咲けつらい時ほど 

島椿 – 桜井くみ子

逢えば重なる 愛しさをつかみ取ってよ 私から波浮(はぶ)の港は 夕陽もおちて淋しい 淋しいよ‥たとえ親から はぐれてもついてゆきたいあなたです 島椿紺色(あい)

夢あかり – 桜井くみ子

蛇の目傘から こぼれる雨が肩につめたい 裏通りそっと私の 背中をつつむ好きなあなたの ぬくもりが女ごころに ほろりと沁みて明日が見えそな 港は夢あかり北の桟橋 

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