桑名正博

ドレスのすきま – 桑名正博

裸の肩先 すべり落ちても
きわどく止まるよドレス
誘いこんでふるえてる 女の手口見えて
哀しくなるのは俺さ

忘れてもいいさ 日々の暮らしを
演じてもいいさ愛を
胸と胸を合わせて 倒れこんでゆく夜を
重ねてどこ行くつもり

やめなやめな夜の深さへと
逃げこんでも お前は女
気付いてるはずだろう男はいつも
つかの間 うずめるだけ お前と

それでもいいのと 泣いているのは
背中を見せてるドレス
月あかりが射し込み 街のざわめきとだえ
やさしくなるのは俺さ

やめなやめな あきれた奴だぜ
抱きしめても娼婦は娼婦
みぬいてるはずだろう ドレスのすき間
心うつろになるほど きれいさ

やめなやめな夜の深さへと
逃げこんでも お前は女
気付いたら 目をとじて男の胸で
夢みた体 浮かべさまよえ

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ロンリネス – 桑名正博

ひび割れて透き通る 不思議だね 心はそのままのおまえでいい 今夜はおやすみわからない女だね あどけなくほほえみため息をひとつついて 灯りを消したねひとりはさみし

あの日… – 桑名正博

いやな思い出捨てて この街を出たのは遠い昔の事さ 若かったあの日君は何も聞かず 俺の言葉ふさぎうつむいた微笑みで うしろ姿見せた旅立ちのベルの音 鳴り響く中哀し

Dear My Friend ~我、親愛なる友へ~ – 桑名正博

My Friend 覚えているかい? 汗にまみれ走ったあの日をMy Friend 悔しさに打ちのめされ 酒を酌み交わし 泣いた日もあったねMy Friend 覚

百万人に一人の女 – 桑名正博

百万人に一人の女に逢った夜のことを 話してみようかそのころは何故か 愛に疲れはてて死んでるみたいだったふり向けば そこに女神白い素顔まごころの忘れものを届けに来

Onenight Lovers – 桑名正博

朝が来れば 消えてしまう夢のような 恋もある抱きしめれば 苦しくなる甘く香る そのカラダなにも聞かない月が やけにつらい夜胸をさまよう指が 心に火を付けるOne

RAINな20才にさよならを – 桑名正博

雨が古い映画のようにブルースしている 泣いているあんた男やろ 男やろ濡れて縮んだ おまえの肩にまわるネオンがおわり映してWhy Don't You 大阪は別れま

スコーピオン – 桑名正博

砂丘のうねりに 沈む夕陽がお前の涙を赤く染めてゆくナイルを旅する 船のデッキで別れが辛いと お前は泣いたメラメラ 燃える妖しい瞳心に まっすぐ火を走らせ別れるな

オン・ザ・ハイウェイ – 桑名正博

わけもないけれど 帰ってきたのさお前のところへ 向っているのさ車のウィンドウかすめて 想い出ひとつ飛んでいく夜のハイウェイ からっぽの心そのままどうしようもない

いいヤツ – 桑名正博

街も店もかわっちまった ダチの顔もずいぶんふけた忘れたとは言わせやしない 倍にしてもかりは返すぜおまえが思い知ったイタミを預けろよ失くせない夢がまだ あるはずさ

エボニー・アイズ – 桑名正博

Ebony Eyes つぶらなまなざしEbony Eyes 涙のシルエットそんなせつない視線投げないでおくれよ暗い星座みたいに心見透かされそうだよEbony E

夢の砂漠 – 桑名正博

夢からさめ 眼を開けそれから僕は砂漠を ひとりどこまでも歩いて行きましたはるかに ひとりで 行きました……

ブラックジャック – 桑名正博

スペードのエースが俺さハートのジャックはおまえクィーンとキングはもう死んだこれで勝負さブラックジャックポーカーフェイスでいろよイカサマするならおまえ見事にだまし

ミラー・ドライブ – 桑名正博

戻ろうと思えば いつでもうつむけばなつかしい Miller Dr.そんな昔じゃないさ 俺たちくらべれば変わらない Loving wayLooseな風が通りぬける

ロード・マシーン – 桑名正博

あいつとなら うまく行きそうだ窓辺に花を飾って 暮らせそうだでも仲良く年齢(とし)をとるなんて 夢だぜ旅に出る男の気持ちはひきとめる女には謎さだから今 別れの 

薔薇と海賊 – 桑名正博

港に錨(いかり)を投げた都会は夜の帆(かか)掲げた 海賊船さ鴎を漁(あさ)った店は 『ジャマイカ』ラム酒をあおって 酔いつぶれてたRosey お前は優しい娘だっ

セントラル パーク – 桑名正博

そう8時に 逢って欲しい人のざわめく 原宿セントラルパーク珈琲皿の 音と影に時をスプーンで混ぜて 俺は待つだろう光る文字は カサブランカ暗くて淋しい 胸にまたた

ダンシング – 桑名正博

踊っておくれ タンブリンを手に薔薇の小枝くわえて 床ならしてくれよルビーの紅い星が 夜空をさす頃夢の向こうから お前は俺を誘いに来るのかLonely feeli

カリフォルニアが遠ざかる – 桑名正博

あこがれが見えていた水平線は遥か色テーブルクロスの縞模様光のなかでうづまくブラインドのすき間からもぎたてのオレンジ投げればあこがれもはじけるのさ俺は 何処へ 何

恋とブギウギ – 桑名正博

シルクの服を風に乱してお前の頬が炎えているうるむ瞳が Ah-俺をつらぬいた夏俺の両手は夢の飛行機お前を空に漂わす白い吐息が Ah-好きと繰り返す夜チョット気どっ

馬鹿な男のR&R – 桑名正博

これからおれが唄う歌聞くも悲しい物語あばずれ女にほれた馬鹿な男のR&R唄っていればごきげんでその日もギンギンのりまくり世界はおれのものだと思う 男のR&Rあいつ

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