栗原良次

ガードレール – 栗原良次

誰にも言えない言葉が
俺を苦しめている
何度も吐きすてようとしたけど
いつも心の中にしまってしまうんだ

俺に突き刺さるこの街の灯りを
誰かがきれいだねって言ったけど
空には星も見えなかった

造られたこの街に
たやすく口にする愛がこぼれていく
欲望に犯された視線に
傷つき打ちのめされた
夢達を笑い飛ばすこの社会で

誰かを憎み 誰かを愛し
誰かが傷つけ 誰かが傷つけられ
誰かがいつも泣いている

誰かが罪を犯し 誰かが罪を攻め
誰かがそれを裁き 誰かが罪を消し去る
誰かがいつも笑っている
誰もが自分をわかってはいない

俺はいったい何に怯えているのだろうか

そっと煙草を取り出し
上目使いでさまよい続け
孤独を感じては肩を丸めてしゃがみ込み
少しくすんだガードレールにもたれながら
俺を見つめるこの街を手探りで探してみた
何かが俺の手にぶつかった気がした
何かが俺の手にぶつかった気がした

誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも自由なんだから
誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも俺なんだから

俺の前に立ちはだかる幻は
黒い影に覆われていて
いつも笑いながら話しかけてくるんだ
もっと上手く生きろと もっと嘘をつけと
そんな夢を捨ててもっと楽になれと

すると俺はいつも
誰もいない路地裏に逃げ込んでは
壁に叩きつけ血だらけになった拳を
何時間も見つめていたんだ
自分と戦うのも楽じゃないぜと
風に傷を癒した

誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも自由なんだから
誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも俺なんだから

人を愛する難しさを今知った気がする
恋人達は肩を寄せ合い楽しそうにしてるけど
誰にもわからない自分だけの世界を持っていて
誰もが自分を守っている
傷つけられないように 心に飾りをつけて
扉を閉め優しさを求めている

街に流れる車の音が
街に捨てられていくたくさんの言葉が
街にそびえる冷たいビルが
街にちりばめられたいくつもの灯りが
街にあふれる足音達が
街に置き去りにされた少女の視線が
今 俺に涙を突き刺したんだ

自分をさらけ出す勇気が
この街をこの国をこの世界を変えていき
本当の自由や夢や愛を
本当の自分を見つけることが出来るはずだ
本当の自分を見つけることが出来るはずだ

誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも自由なんだから
誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも俺なんだから

誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも自由なんだから
誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも俺なんだから

誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも自由なんだから
誰にも裁かれはしないさ
俺はいつでも俺なんだから

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