柴田淳

  • 紫とピンク – 柴田淳

    忘れてしまうよ君と過ごした陽だまりの日々を忘れてしまうの?私のこともあなたの寝癖も? 大丈夫 時は止まらないからそんな辛いことも全部今だけ 消えてく私の声が星空と共にあなたに届く前に 祈ってただ幸せをあなたの願いが叶えられたと信じさせて 憶えていたいよ雨の匂いも君の鼻歌も憶えていて欲しい二人で泣いた映画のラストも ふと消える笑顔を隠すように目を逸らしたあなたに今会いたい 笑って輝いていてなんてもう…

  • 可愛いあなた – 柴田淳

    甘く絶え間なく続いてく二人だった きっと本当に今終ったのね夕暮れにはいい匂いがする道最後一人歩いてゆく さようなら 可愛い私のあなた 恋と憧れいつかまた巡り逢えることはきっともうないと思う 運命なら永遠に 上書きするのは実は男の方でしょ きっとまるで何もなかったよう私だけが想ってる 誰かをもうどこにも居ない人を またね 可愛いあなたの私 優しい記憶といつかまたどこですれ違っても気付かずに過ぎてゆく…

  • はじまりはじまり – 柴田淳

    降りしきる雨に身を潜めて眠ってた木の葉の裏で砂嵐の様なタイヤの音が聞こえるそれだけでいい ねぇ 今更起こさないでもう 遠い昔に置いてきたこと ほら 見せつけてるあなたの笑み私なんてもう忘れました みたいな 振られたのは コチラなのに君が私にくれる 痛い痛い仕返し暗い暗い暗い暗い暗い暗い孤独という苦しみを 狂ったままで刻み続けてる時計の針は戻さず思い出せない夢に未練などないように 目覚めてくのね も…

  • ハイウェイ – 柴田淳

    あぁ 会いたくて抱きしめたくて愛して心のままに ねぇ 行かないで置いて行かないで連れて行って君のもとまで 流れる世界の色に身体が引き裂かれていくようにあなたのバイクで目指すの答えのない旅路の終わりを あぁ 会いたくて抱きしめたくて愛して声を聞かせて ねぇ 囁いて目を覚まさせて導いて君のもとまで 仮想と夢とリアルと黒いヘルメットの中から見ていたあなたの気持ちで走るのスピード上げてどこへ行ったの? さ…

  • ループ – 柴田淳

    さよなら愛される日を夢見た私傷つかないで泣かないで この涙はあなたへじゃないわここに生まれた悲劇に 疑うことなどせずただ求めていた 振り払われた手も愛してくれてるって自分の命と引き換えても大事なそういうものでしょ?いい子にしてたもの さよなら 愛を信じた私ばかばかしさに気付いたの あなたは私を愛してないそれはずっと昔から 自分が悲しいから妬むことでしか生きていけないのねなんて可哀想な人私は違うわ …

  • 私が居てもいい世界 – 柴田淳

    誰もいない 何も見えない世界でただ漂って どこか辿りつくのかな 捕まえてくれない手にすがりつくのもやめて諦めてもまだ続いてゆくの… 誰も知らない私がどこかで生きてる誰の邪魔もしないところで 間違えたの 舞い降りてきた世界をそれは天使の悲しい物語でした 誰にも愛されぬなら誰かの目障りならせめて夢の中 幸せでいたい 帰りたい 還りたくて生まれたところへ私が居てもいい世界へ 誰も知らない私がどこかで生き…

  • シャンデリアの下で – 柴田淳

    誰も知らない 見たことない世界があるとしてその世界の入り口が目の前にあったら あなたはどう? 踏み入れてみる?未知の世界だけど少し怖い?でもワクワクしてしまうのかしら? 注ぐグラスに溢れるのは男勝りなあなたの野望でこぼれないように啜る泡とあなたのキス それだけ スペシャルな夜を飾るあなたの始まりをシャンデリアの下で見てるわあなたが消えるまで 消えるまで 誰もしない したことない冒険があったらあなた…

  • 珈琲の中 – 柴田淳

    答えを探すように夜空を見上げていた雲と戯れる風 雨を呼んでいる オレンジタイルの道 剥がれかけた張り紙気付かれぬ凡ゆるものが私みたいで… あぁ ここはどこなの?誰の世界にも居ない私が居てあぁ 静かなあなた今夜は髪を滴り雨になる 鼓動がしていたって生きてる証じゃない知らない人に私は見えていないから 誰かに気付かれることで命は生まれていくそうやって人は生きてる 誰かの中で… あぁ あなたは今日も私の珈…

  • エンディング – 柴田淳

    これでおしまいって思えたら泣けたよ晴れやかな笑顔は頑張った僕へのエール あんなこともあってこんなこともあった今までの全ては僕の我慢を解いてく涙 そして 僕は行くよ新しい自分の為に握ってたもの 放して初めて両手広げる どこまで飛んで行けるかそんなのどうでもいいことさ僕は今日から世界一幸せ 探してたものなら見つけられなかったずっと信じていた傷ついた分の何かを 今も だけど 僕は言うよいつか終わりが来る…

  • 真っ白な真っ黒 – 柴田淳

    凍りついてる私の声とこの目を暖めて溶かして欲しい涙に変えて 閉ざされた部屋の隅でただ息を潜めてた真っ白な感情と真っ黒な世界でたまに見えるキラキラは頭の中暴れてるナイフで夢も見てられない モニターが映し出した訪問者なら歪んだ顔した宇宙人で私の携帯は壊れているみたいでずっとマナーモード 銀色の空とあなたと鬼は外カーテンにくるんだ部屋で極夜を行くの 走らせた車さえもガラクタだったカラカラ揶揄われてるだけ…

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