柳葉敏郎

三日月で満たせば – 柳葉敏郎

甘えたい それが女のものなら
男なら 椅子を捜す
疲れたみたい 本音を吐けば
生きてるせいじゃなくて
遠く離れてみたってすぐに逢いたくなるから
君を見守れる 場所で

三日月に腰掛けながら

満月になる ほんの少しまで
あの日の夢で 眠れ

涙はいつも 女を誘い
男は奪い合った
手におえないネ 今の君では
やんちゃな僕の世界

涙選ぶ雨の日は君が見えなくなるけど
心あずけてあるから

三日月に腰掛けたまま

満月になる ほんの少しまで
忘れる夢で眠れ

いつか君の手の中で 夢を語れる日が来る
僕が椅子を どけるまで

三日月に腰掛けたまま

満月になる ほんの少しまで
途切れた夢で眠れ

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