林伊佐緒

ダンスパーティーの夜 – 林伊佐緒

赤いドレスが よくにあう
君と初めて 逢(あ)ったのは
ダンスパーティーの 夜だった
踊りつかれて ふたりで
ビルのテラスに 出てみたら
星がきれいな 夜だった

燃える思いを 秘めながら
そっと唇 ふれたのも
ダンスパーティーの 夜だった
甘くせつない ブルースよ
なんにもいわずに ほほ寄せて
ふたりいつまでも 踊ったね

熱い涙を ためながら
君が別れを 告げたのも
ダンスパーティーの 夜だった
はかない夢と あきらめて
忘れましょうと いった君
星が冷たい 夜だった

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真室川ブギ – 林伊佐緒

わたしゃ真室川の 梅の花 コーリャあなたまた この町のうぐいすよ花の咲くのを 待ちかねて コーリャつぼみのうちから 通てくる裏から忍べば バラの垣 コーリャ表か

麗人草の歌 – 林伊佐緒

愛の涙に やさしく濡れて咲くが女の 命ならなぜに散らした あの夜の風よいまはかえらぬ 夢哀(かな)し月のテラスで やさしく肩を抱いたあの夜の あの人が今日も呼ぶ

そっとこのまま – 林伊佐緒

このまま このまま そっとこのままランプをつけたら 涙あふれる小雨の 小雨の 音など聞かずだまって聞きましょ ときめく心ふたりのこよい そっとこのままこのまま 

長崎の女 – 林伊佐緒

恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が風にこぼれる 石畳噂にすがり ただ一人尋ねあぐんだ 港町ああ 長崎の 長崎の女(ひと)海を見おろす 外人基地で君と別れた 霧の夜サ

旅路 – 林伊佐緒

はるばると 一人旅ゆくあの空の 星を目指してその下に 何があるやらひとすじに 夢を探して今日もまた 明日もまたこの旅路 果はいずこか喜びの 出逢い幾度悲しみの 

ロザリオの島 – 林伊佐緒

静かにひびく 鐘の音に君をいとしむ 夜の海二度と逢えない 微笑みは銀のマリヤに 偲ぶだけさよなら天草よ ロザリオの島泪でつづる 思い出は好きとはじめて 告げた夜

裏町の詩人 – 林伊佐緒

何を書こうと 裏町にゃ派手に浮かれる うたもない俺は淋しい 詩人だよ袋小路の この露路は空が四角に 見えるだけ風に消された 灯のようになぜに散ったか あの花は俺

若い心よ旅に出よう – 林伊佐緒

青い地図をむねにひろげ 旅に出よう悲しみの 地平の果てに今日も亦 誰かが招く哭(な)くのは お止め 哭くのは お止め若い心よ 旅に出ようスーツケースに夢をつめて

山男の歌 – 林伊佐緒

俺らと お前は山男行く先ァ 言わずと知れたことザイルでつないだ 友情は死ぬ時ゃ一緒と きめた仲ランララン ランラランララランラララ唄おじゃないか 山の歌都の空気

若い旅愁 – 林伊佐緒

白い雲 わいてくずれるあのあたり青い地平に 誰か呼ぶあゝ馬車よ行こ 今日も旅若い愁いは 鈴の音に鈴の音に ラララ 散らして閑古鳥 なにを啼くやらたそがれの涙ささ

三つの恋 – 林伊佐緒

逢うが別れの 縁(えにし)なら残るいたみは なにゆえぞのがれて遠く 旅路の空にふかむ瞼(まぶた)の かげいとし愛という字は 変わらねどむすぶあてない 道二つあき

夜の緋牡丹 – 林伊佐緒

燃える陽炎(かげろう)か あの日の夢か仄かに銀の 星が降るああ 君恋し狂おし胸に 幾度も切なくひらく 夜の緋牡丹乙女ごころに 足音すれど面影遠い 愛の窓ああ 君

草原をゆく男 – 林伊佐緒

真赤な夕陽が 燃えつきて落ちてく遥かな 地平線何時の日にはてるやら さすらいの旅オーイゝ 泣かすな草原をゆく風が呼んでるゝ 遠い日の夢夜霧が泌みこむ ジャンバー

恋の幌馬車 – 林伊佐緒

走れ幌馬車 急げ幌馬車ヤッホーホーイ望む地平の ちらちら灯りかわいあの娘(こ)が 住んでる町さ燃える唇 輝く瞳咲いた南の シャボテン娘恋は一筋 パンパス越えて通

銀座夜曲 – 林伊佐緒

むらさきふかみゆき銀座はほのかに暮れてチャペルの鐘の音も夕べの祈りをつげるたれやらうたうか胸にしみるあの歌は踊るリズム 甘いメロディーなつかし面影浮かびはるか偲

高原の宿 – 林伊佐緒

都思えば 日暮れの星も胸にしみるよ 眼にしみるああ 高原の 旅に来てひとりしみじみひとりしみじみ 君呼ぶ心風にもだえて 夜露に濡(ぬ)れて丘のリンドウ 何嘆くあ

出征兵士を送る歌 – 林伊佐緒

わが大君に 召されたる生命光栄(みえ)ある 朝ぼらけ讃えて送る 一億の歓呼は高く 天を衝くいざ征(ゆ)け つわもの日本男児!華と咲く身の 感激を戎衣(じゅうい)

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