林あさ美

風の恋唄 – 林あさ美

島影に陽が沈み 夜空(そら)に天の川
泣きながら好きな人 どこへ いまは どこへ
海を渡る 鳥のように
何も知らずに 生きること出来たら
あゝ 何故に 人間(ひと)に生れて
母の胸を捨てても 恋に身を投げ 死にたくなるの
あゝ 抱いてくれた あの宵(よ)の
桜の匂い 恋しくなるの
風の恋唄よ 風の恋唄よ

白い貝殻(かい)耳にあて 波に浮ぶ月
追いかける心さえ ちぎれ いまは ちぎれ
いつか誰かの もとへ嫁ぎ
この掌(て)に我が子を 抱きしめているなら
あゝ 何故に 人間(ひと)に生れて
父の愛を捨てても どこか遠くへ 行きたくなるの
あゝ 誓い合った あの宵(よ)の
桜(はな)の匂い 恋しくなるの
‥‥風の恋唄よ

あゝ 何故に 人間(ひと)に生れて
母の胸を捨てても 恋に身を投げ 死にたくなるの
あゝ 抱いてくれた あの宵の(よ)
桜(はな)の匂い 恋しくなるの
風の恋唄よ 風の恋唄よ

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どさゆさラッセラ! – 林あさ美

らっせらっせらっせら(らっせらっせらっせら)どさゆさらっせら(どさゆさらっせら)らっせらっせ どさゆさ津軽の夏は淡い夢のように短い踊ろうよ 歌おうよ みんなで酒

津軽平野 – 林あさ美

津軽平野に 雪降る頃はヨー親父ひとりで 出稼ぎ支度春にゃかならず 親父は帰るみやげいっぱい ぶらさげてヨー淋しくなるけど 馴れたや親父十三みなとは 西風強くて夢

赤い夕陽の父子船 – 林あさ美

海で生まれりゃ 鴎がダチでガキの頃から エンヤッセ 綱を引く俺もいつかは おやじのように波と 喧嘩の 大漁旗可愛い あの娘よ もうすぐ岬赤い夕陽の 父子船海は男

ソーラン節 ASAMIX – 林あさ美

ヤサエ エンヤーサーノ ドッコイショ鰊来たかと 鴎に問えばわたしゃ立つ鳥 波に聞け男度胸なら 五尺の身体どんと乗り出せ 波の上 チョイヤサエ エンヤーサーノ ド

夕焼けが泣いている – 林あさ美

夕暮れ時の 砂山でひとり海を 見つめているのあの人は来ない あの人は来ないきっとわたしは 嫌われた…すべてを捨てると 言ったのに信じてくれって 抱いたのに あの

だいじな人だから – 林あさ美

雨の日も風の日も元気を出して歩いてゆきますあなたとふたりいつでも夢を抱きしめて明るい笑顔をあなたにあげるあなたは一番大事な大事な人だから喜びも悲しみも分け合いな

星になった人 – 林あさ美

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理由ある旅 – 林あさ美

遠い 遠い 遥かな街へひとり夜汽車で 旅立つ私行くあてもない さすらいの旅今日まで我慢していた この深い悲しみが動き始めた汽車に 揺れて込み上げる朝(あした)見

空になりたい涙 – 林あさ美

夢の途中で 目覚めてとても 泣きたくなった砂のように 崩れたこころをかき集める 夢だったかなしいと言えば 少しちがうけどかなしくないと 言えば嘘になる雨のしずく

手紙 – 林あさ美

ありがとう ごめんなさいすみません 感謝していますそれを忘れずにいなさいと書いていたあなたからの手紙お米を食べていますか風邪などひいていませんか一人の部屋に戻る

落語日本花吹雪 – 林あさ美

桜咲いたゾ 上野の山かみんな集まれ 景気をつけろい酒はなくても 心で酔って貧乏長屋に 福が来る番茶で花見だ 沢庵ポリポリ天下泰平 お江戸の町は落語日本花吹雪柳揺

玄界太鼓 – 林あさ美

人力車(くるま)曳かせりゃ 喧嘩をさせりゃ右に出る奴ぁ 誰もない度胸一代 荒くれ者が募る想いを 桴(ばち)に込め玄界太鼓の 焦がれ打ちまるで読み書き 得意じゃな

七色なみだ – 林あさ美

小指のささくれ 噛み切れば胸の傷跡 また痛むあんなにいいこと 教えておいて今さら一人にするなんて泣いてうらんで 悔やんで泣いて でも逢いたくてこぼれる涙は 七色

朝はきっと来る – 林あさ美

よいしょこらしょ どっこいしょのしょほうら見えたでしょお日さまが待っている 水平線に夢を頼りに ここまで来たからねよいしょこらしょ 元気で行こう朝は きっと来る

ねえ 卒業したら – 林あさ美

Ah…君は遠い 北国の街にAh…僕はいつも 忘れていないよやっと買った携帯 君の声が距離を縮めて 逢える気がするねえ ヒロシ TOKYOの女の子は誰もが皆綺麗な

はまなす岬 – 林あさ美

野に咲く名もない 花だからあなたのその指で 摘まれたい東京へは 行きません津軽で 暮らします幸せよ幸せよ ここはふるさと春まだ浅い 小泊(こどまり)岬あなたと初

悲恋歌 – 林あさ美

両手で耳を ふさいでみても指のすきまを くぐって届く途切れ途切れの さよならにききわけ持たない 私ですあゝあなた 今夜のあなたあゝ同じあなたと 思えない…かなし

海峡みなと – 林あさ美

出て行く船が かすかに見えるあゝそこが女の 港町いつまで待っても 待っても待っても逢える あてはない投げてこの身を 届けたい連絡船の 海峡みなと母にも言わず 育

恋してオモナ – 林あさ美

オモナ!オモナ! 照れてないでそばに来て 抱きしめてダメよ… 嘘よ 私からこれ以上 言わせないでね明日(あした)はよそゆき顔で すれ違っても今夜はあなたを 帰し

手のひらの愛 – 林あさ美

咲かぬなら 咲くまでと 待つもよし咲けぬなら これまでと 泣くもよし見えぬなら 見えるまで 待つもよし見ぬのなら 何もかも 捨ててよし月の夜に ひとりほす コッ

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