林あさ美

玄界太鼓 – 林あさ美

人力車(くるま)曳かせりゃ 喧嘩をさせりゃ
右に出る奴ぁ 誰もない
度胸一代 荒くれ者が
募る想いを 桴(ばち)に込め
玄界太鼓の 焦がれ打ち

まるで読み書き 得意じゃないが
いつか覚えた 恋の字は
叶うものなら 韋駄天(いだてん)走り
のせて逃げたい あの女(ひと)を
なみだ隠した 万頭笠

胸の炎は玄界灘の
飛沫(しぶき)浴びても 消せはせぬ
見せちゃならない 知られちゃならぬ
みれん心を 腹掛けに
祇園(ぎおん)太鼓の 無法松

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どさゆさラッセラ! – 林あさ美

らっせらっせらっせら(らっせらっせらっせら)どさゆさらっせら(どさゆさらっせら)らっせらっせ どさゆさ津軽の夏は淡い夢のように短い踊ろうよ 歌おうよ みんなで酒

津軽平野 – 林あさ美

津軽平野に 雪降る頃はヨー親父ひとりで 出稼ぎ支度春にゃかならず 親父は帰るみやげいっぱい ぶらさげてヨー淋しくなるけど 馴れたや親父十三みなとは 西風強くて夢

赤い夕陽の父子船 – 林あさ美

海で生まれりゃ 鴎がダチでガキの頃から エンヤッセ 綱を引く俺もいつかは おやじのように波と 喧嘩の 大漁旗可愛い あの娘よ もうすぐ岬赤い夕陽の 父子船海は男

ソーラン節 ASAMIX – 林あさ美

ヤサエ エンヤーサーノ ドッコイショ鰊来たかと 鴎に問えばわたしゃ立つ鳥 波に聞け男度胸なら 五尺の身体どんと乗り出せ 波の上 チョイヤサエ エンヤーサーノ ド

夕焼けが泣いている – 林あさ美

夕暮れ時の 砂山でひとり海を 見つめているのあの人は来ない あの人は来ないきっとわたしは 嫌われた…すべてを捨てると 言ったのに信じてくれって 抱いたのに あの

だいじな人だから – 林あさ美

雨の日も風の日も元気を出して歩いてゆきますあなたとふたりいつでも夢を抱きしめて明るい笑顔をあなたにあげるあなたは一番大事な大事な人だから喜びも悲しみも分け合いな

星になった人 – 林あさ美

夜のサイレンきくたびに今も心はふるえますあの日あなたは永遠の星になりましたもしも思いがとどくならもしも願いが叶うならふたり過ごした思い出の夏に帰りたいサヨナラも

理由ある旅 – 林あさ美

遠い 遠い 遥かな街へひとり夜汽車で 旅立つ私行くあてもない さすらいの旅今日まで我慢していた この深い悲しみが動き始めた汽車に 揺れて込み上げる朝(あした)見

空になりたい涙 – 林あさ美

夢の途中で 目覚めてとても 泣きたくなった砂のように 崩れたこころをかき集める 夢だったかなしいと言えば 少しちがうけどかなしくないと 言えば嘘になる雨のしずく

手紙 – 林あさ美

ありがとう ごめんなさいすみません 感謝していますそれを忘れずにいなさいと書いていたあなたからの手紙お米を食べていますか風邪などひいていませんか一人の部屋に戻る

落語日本花吹雪 – 林あさ美

桜咲いたゾ 上野の山かみんな集まれ 景気をつけろい酒はなくても 心で酔って貧乏長屋に 福が来る番茶で花見だ 沢庵ポリポリ天下泰平 お江戸の町は落語日本花吹雪柳揺

七色なみだ – 林あさ美

小指のささくれ 噛み切れば胸の傷跡 また痛むあんなにいいこと 教えておいて今さら一人にするなんて泣いてうらんで 悔やんで泣いて でも逢いたくてこぼれる涙は 七色

朝はきっと来る – 林あさ美

よいしょこらしょ どっこいしょのしょほうら見えたでしょお日さまが待っている 水平線に夢を頼りに ここまで来たからねよいしょこらしょ 元気で行こう朝は きっと来る

ねえ 卒業したら – 林あさ美

Ah…君は遠い 北国の街にAh…僕はいつも 忘れていないよやっと買った携帯 君の声が距離を縮めて 逢える気がするねえ ヒロシ TOKYOの女の子は誰もが皆綺麗な

はまなす岬 – 林あさ美

野に咲く名もない 花だからあなたのその指で 摘まれたい東京へは 行きません津軽で 暮らします幸せよ幸せよ ここはふるさと春まだ浅い 小泊(こどまり)岬あなたと初

悲恋歌 – 林あさ美

両手で耳を ふさいでみても指のすきまを くぐって届く途切れ途切れの さよならにききわけ持たない 私ですあゝあなた 今夜のあなたあゝ同じあなたと 思えない…かなし

海峡みなと – 林あさ美

出て行く船が かすかに見えるあゝそこが女の 港町いつまで待っても 待っても待っても逢える あてはない投げてこの身を 届けたい連絡船の 海峡みなと母にも言わず 育

恋してオモナ – 林あさ美

オモナ!オモナ! 照れてないでそばに来て 抱きしめてダメよ… 嘘よ 私からこれ以上 言わせないでね明日(あした)はよそゆき顔で すれ違っても今夜はあなたを 帰し

手のひらの愛 – 林あさ美

咲かぬなら 咲くまでと 待つもよし咲けぬなら これまでと 泣くもよし見えぬなら 見えるまで 待つもよし見ぬのなら 何もかも 捨ててよし月の夜に ひとりほす コッ

涙 かくして – 林あさ美

あの日 貴方 追いかけてたら愛は続いていたかしら…悔やんだって仕方ないと分かっていても出逢った頃に 帰りたい別れても 友達のままたまに会おうねって言ったね捨てら

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