松本哲也

  • STORY – 松本哲也

    始まりは今 悲しみを蹴り飛ばしてゆけ曇り空裂け 忘れかけていた力よ始まりは今 悔しさの雨に打たれて泥まみれなら スニーカー脱ぎ捨て走ればいい 見慣れた線路脇の路に揺れてる小さな花はほらやがて枯れてゆく定めでも毎年ここで命繰り返す 喜びも悲しみもすべて刻み込みつくる終わらぬストーリー君が笑顔で歩けるよう僕は共に歩き続けたいんだよ どこまでも今 続いてるトンネルの中さ暗闇を裂け 出口はその先に見えるか…

  • REAL – 松本哲也

    誰かの為に生きてきた訳じゃないんだ傷付くその度 言い聞かせてきたけど何の理解もされずに笑われたヒーローだけどずっと俺は 憧れているんだ 心に残る卑しさを捨てきれないまた自分の弱さに 気が付いてゆくけど 歩き続けるのさ情けない程ボロボロでクシャクシャな自分を愛せなくても 考えても答えなど何の意味もないから感じたままに進めそれだけの事なのさ迷いを捨てて 今微笑む目の前の君の為に歌う汚れた雨に何も見えな…

  • 翼 – 松本哲也

    胸を突き抜く 青すぎる空飛び立つ時を 風が教えた誰も気付かぬ 涙流してむしられた翼を盾に 君は耐えてたさぁ飛び立て 苦い苦い思い出もいつか笑えるさと 誰かが歌ってた高い高い空の彼方へと 想いは溢れる未来が始まる もしも孤独が 君を包んで過去がすべてを 責めはじめても何も恐れず 時を戻らずむしられた翼を武器に 前を見据えてさぁ飛び立て 苦い苦い思い出もいつか笑えるさと 誰かが歌ってた高い高い空の彼方…

  • 空白 – 松本哲也

    凍てついた静けさを邪魔してる 窓叩く風に耳塞いでたカーテンと揺れている月明かり 遠い記憶へ僕 誘うカサカサの唇を舐めながら 口笛を吹くふりをしていたよポケットの中の嘘 取り出せぬ苛立で 涙… 出ないよ ずっと忘れたいけれど 足音に振り向く癖が消えない あの空とあの涙 白く頬なでる冷たさもあの街の片隅で 今もまだ空白の記憶 触れられぬ優しさは感じない 同情に温もりも感じたが欠けている月のように輝くの…

  • 嘘 – 松本哲也

    やがて二人は 言葉閉ざし同じ毎日の 灰色に慣れていく 折れた煙草を 指で押さえ三口 吸い込んで 車道に投げ捨てた 何一つ確かなものさえ 手に出来ず君までも傷付けていたんだ強がり戯れる日々がまだ二人を繋いでる 優しすぎる嘘だけ 触れる事さえ 今は出来ずそれでも 僕はまだ この色を壊せない 何一つ確かなものさえ 手に出来ず君までも傷付けていたんだ強がり戯れる日々がまだ二人を繋いでる 優しすぎる嘘だけ …

  • START – 松本哲也

    雨上がりの道の上には 洗い流れぬ憎しみがあって行き交う人に踏み潰され 剥がれない程にへばり付いてる強い陽射しは照らし出して また新たにカタチ現しては知りたくもないもう一人の 醜い自分に気付いてく なぜ僕はこんな感情までも育ててしまったんだろう「愛されたい」 願う日々に耐えていただけ START 今 憎しみがすべて奪うとしてもSTART 今 空っぽの心満たせなくてもSTART 今 乾かぬ涙流したとし…

  • コンクリートリバー – 松本哲也

    昨日は酒を死ぬほど飲んだ部屋の天井ぐるぐるAh 嫌な事がありまして何もかもがブルーに見えた それでも次の日は笑顔を振りまいて煤けた職場の隅にいる コンクリートリバー俺をどこかへ導いてくれ淀んだ空 乾いた風 冷たい人並みの中で今日も何かを探してる 雨ニモマケズ 風ニモマケズそんな言葉に この身を委ねてどれくらい経ったろう故郷離れて「お袋、今オレ頑張ってます」 Stay Dream Stay Drea…

  • 鍵 – 松本哲也

    通り過ぎてく 人の波に向けながら叫んだ悲しみがいとも容易く 風に乗って消えていた むなしさだけを残し路上に捨てた 安すぎたプライドには未練はないけれど時々なぜか酷く懐かしくなってる 地べたの冷たさを それでも 二度とあの場所には戻れはしないのさ今が好き ここが好き 踏み出した自分もこんな儚すぎる毎日の暮らしを抱きしめたい 形なき想い 気持ちはいつも言葉を超えているのに 気付けば傷付いてるしっかり泣…

  • 歩きましょう – 松本哲也

    色失ったこの町の 瓦礫かき分けて泥にまみれた荷車 押す背中 照らす太陽 さぁ 歩きましょう 歩きましょう思い出 集めてさぁ 築きましょう 築きましょう愛するこの町を 肩寄せ合って越す夜に 灯す月明かり行く先分からぬ 私でも この命あればこそ さぁ 歩きましょう 歩きましょう涙 流れてもさぁ 築きましょう 築きましょう愛するこの町を あぁ 強い風よ過去も未来もどこへ行ったのかそれでも笑い合える 仲間…

  • キミとたべる朝食 – 松本哲也

    差し込む朝日が テーブル照らす並べられた朝食と 眠たげなキミの顔今日の目玉焼き 少し焦げてるね一瞬ふくれた顔の後で 舌を出してごまかすキミ キミと過ごす日々が 何よりも穏やかに流れる事を祈ってる いつもいつもいつも 今日の始まりは ここから生まれる何気ない会話とテーブルの 上のキミの温もりから キミと過ごす日々が 何よりも大切で言葉じゃなくて伝えたい いつもふれていたい 今日はいつもより 早く帰れ…

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