松岡侑李

零度 – 松岡侑李

零度。そう、ダイヤのように
愛しさも氷のように
色褪せない価値を感じていた

Tell your unknowable
分かつものを見せて
繰り返しの
争いもやめないで
何が僕らを尖らせてしまうの?

I don’t wonder. 全てが枝先の花の嘘
落ちていく
お互いに変えられない世界でいきているの
溶け合うことはできない

そこにきっとひかれあって
枷になって深くまで痕になってく

手にできないまま心も体も傷を重ねてく
無くしていけないものから壊してしまった僕の弱さ全て
水面に浮かぶ花になる
向こうにまた色が移る

零度。そう、ダイヤのように
きっと冷たいまま
崩れることのない形のまま

I don’t wonder 全ては器の底に沈む
陰りで
お互いに見えている一部で黒と決める
相容れない僕等は
手をとりあえず心も体も痛みを分けれない
無くした言葉を探して闇雲切り裂く
優しさとの区別も出来ずにいた水の中見失う
かわるがわる色を変えていく思い出泡になる

底できっと見つけられる
君の手の温かさ
一度だけ戻れたら光を

教えてよ
本当の姿を形を名前を呼んで見つけてよ
無くしていけないものから壊してしまった僕の弱さ全て
水面に消える月となる
向こうにまた色が移る

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