松尾雄史

湯島慕情 – 松尾雄史

倖せを あげると誓った あの女(ひと)が
誰かと 倖せ つかんだ噂
湯島不忍(しのばず) おもかげ通り
揺れてせつない 水面の月が
男ごころに あぁ 沁みる夜

切通坂(きりどおし) いつもの茶店の 片隅で
あの時 あの手を 離さずいたら
湯島不忍(しのばず) おもかげ通り
一生逢えない 女(ひと)だと知って
風も泣いてる あぁ おとこ坂

梅の香に 誘われ歩いた あの女(ひと)の
黒髪 襟あし 睫毛のしずく
湯島不忍(しのばず) おもかげ通り
歳月(とき)も流れて 変わらぬものは
水の青さと あぁ 泣く千鳥

人気の新着歌詞

親友 – 松尾雄史

蛇口をひねって 水を斜めに飲み干してついでに涙も こすった夜更け…死にたいなんて 呼び出しながらつまりは酔って いつもの惚気(のろけ)…ちょっとは気づけよ 私も

くちなし慕情 – 松尾雄史

織部(おりべ)の花瓶に 梔子(くちなし)を挿せばいつか夕陽に 染まる路地...練馬、北町 三丁目こんな名もない お店でも帰るあなたの まぼろし待って今日も掛けま

さすらい岬 – 松尾雄史

北へ北へと ローカル線でたどり着いたら 名もない浜辺紅いはまなす 咲いてはいても逢えるはずない 笑顔の君よかかえ切れない 淋しさに涙が落ちる さすらい岬何を今さ

純子の泪 – 松尾雄史

探さないでと にじんだ文字の書き置き残して 消えた女(やつ)俺が 俺が 不器用で倖せやれずに ごめんよな泣いていないか 泣いていないか純子の泪(なみだ)が 気に

さすらい酒場 – 松尾雄史

肩に冷たい しぐれがつらいまるでおまえが 泣いたよで男勝りと 言っても女見送る瞳が うるんでた後ろ髪引く 後ろ髪引くさすらい酒場話し相手も 肴もいらぬひとり手酌

青二才 – 松尾雄史

花を散らして 風が吹く恋はちぎれて どこへ行く男ひとりが 行く先は北の大地か 南の海かデカンショ デカンショで 半年暮らす俺はまだまだ ヤサエー ヤサエー青二才

ぽつり、湯河原 – 松尾雄史

ぽつりぽつりと 灯りがともるゆるい坂道 寄り添って誘い誘われ ちいさな旅が握る手と手で 揺れている海を背にして おまえを見つめ夜の帳(とばり)が 湯河原にぽつり

メルボルン特急 – 松尾雄史

流れる雲の 影追い越して風になるのさ 荒野の風に許すことなく 忘れておくれつづく線路は オーストラリア別れの言葉 汽笛に変えて走り始めた メルボルン特急あの頃見

ラストソング – 松尾雄史

つないだ手と手 なぜだか離し置き去りにした 砂の海ありがとう ありがとう 愛おしい日々ありがとう ありがとう 戸惑いの日々捨て去ることは 叶わないまま揺れる想い

トマム絶唱 – 松尾雄史

ラベンダーを おまえの髪に短い季節 はかない香り幸福(しあわせ)の駅 探してみても錆びた線路に 列車は来ないトマムの夏に 去りゆく夏になにを待つのか なにを待つ

叱り酒 – 松尾雄史

日暮れを待てずに 昨日も今日も赤提灯の 暖簾をくぐる夢に向かって 突き進んでた希望が砕けて 舞い落ちた男だろ 男だろ しゃがれた親父の声が聞こえる 叱り酒体をこ

肥前路の女 – 松尾雄史

泣き泣き別れた 佐世保の駅でいるはずもない 君をさがしてるバカだった バカだった 俺はバカだった離しちゃいけない 女(ひと)だった時計の針は 戻せないけども一度

門出船 – 松尾雄史

胸に大志を 抱いてこそ井戸の蛙は クジラに化ける世間という名の 大海原へ若い真っ新な 夢だけ積んで晴れて漕ぎ出す エンエ エンエ エンエ エンエ エ 門出船つら

思いどおりに – 松尾雄史

思いどおりになるよな女じゃない事わかっていたけど あきらめきれないふいに出逢ったあの夜 お前は一人で手じゃくでしみじみ そこで飲んでいた一緒にいいかと 声をかけ

こんな女でよかったら – 松尾雄史

駄目ね、とうとう 負けたのねそう、あなたの 殉情(じゅんじょう)に…酒と若さの 見間違い嗤(わら)っては 来たけれどこんな女で よかったら何を惜しむことなく 欲

さよならを嘘にかえて – 松尾雄史

勝手な女(ひと)だね さいごまで泣いて別れを 切り出すなんて亀戸天神 太鼓橋何も言えずに 見送る背中さよならを さよならを 嘘にかえて…も一度 あなたに あなた

北斗岬 – 松尾雄史

夜行列車おりて ただひとり夜明け真近の オホーツクこんな別離(わかれ)を するためにおまえ愛した わけじゃない…風の風の風の 風の北斗岬へ一生一度の 恋を恋を 

すず虫 – 松尾雄史

あふれる涙は 拭(ぬぐ)えても今でも払えぬ おもかげひとつ倖せやれない この俺だから詫びているのさ 旅路のはてですず虫 すず虫 もう泣くな苦労のおもさに たえな

サハリン航路 – 松尾雄史

流氷さえも 越えてゆく誰かが 追って来るのなら待つのに疲れた 君が居て連れ去り逃げたい おれが居るさらば さらば さらば サハリン航路運命(さだめ)も追えない 

北の旅立ち – 松尾雄史

幸せに なるんだよ 俺など忘れ優しい笑顔と そのえくぼ一生守って やりたいけれどこんなよごれた 男の胸じゃおまえを抱けない… 北の旅立ち鈍色(にびいろ)の 空の

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