松原健之

  • カサブランカ – 松原健之

    誰もいない駅で 君を待ち続けた一人見上げるのは 雲のない青空どんな悲しみさえ 時が連れさるけど降り注ぐ日差しの中では 白い花が揺れるカサブランカ また逢いたい たとえそれが夢でもカサブランカ 胸に抱き寄せた愛の香りが消えない 誰もいない海で 風に吹かれてみる二人歩いていた 思い出の砂浜どんな輝きさえ やがて移ろうけど降り注ぐ月夜の中では 白い花が燃えるカサブランカ ただ逢いたい たとえそれが嘘でも…

  • 敦賀半島 – 松原健之

    どこで暮らしても 倖せでいてほしいあれほど愛して くれたあなただから北陸へ当てもなく 傷心のひとり旅憎んで別れた 二人じゃないから 敦賀半島 波の音海辺の街の 優しさに恥ずかしいほど 切なくてにじむ にじむ 涙目の前は日本海 どこまでも日本海 若かったそれだけで 悲しみと気づかずに僕らの行方は 帰れない場所へ できるものなら 叶うなら時間よ戻れ あの頃へただ逢いたくて 逢いたくていつも いつも 今…

  • 秘月~セレナーデ~ – 松原健之

    月明かり 今宵また その窓辺を仰ぎ見て 歌うのは きみのためつきせぬ想いを きみよ知るや愛を知るや人目をしのべば 熱き胸がなおも燃えて 嘲(あざけ)りは 風の音 報われぬと愛だけで この世界 変わらぬとさえぎるものたち 千の敵も恐れはせぬすべてを捧げる 命さえも紅く紅く 今や人生に 悔いは無しわが心 ふるえてきみよわれに窓開いて開いて… 人気の新着歌詞 青葉城恋唄 – 松原健之 広瀬川…

  • 桜ひとひら – 松原健之

    故郷(ふるさと)君から離れて 春はもう何度目だろう「さよなら」も言えないまま 去った駅のホーム 新しい街の生活も 少しは慣れたけど今もまだ人に合わせて 上手に笑えない 君とひとひらの夢を 手のひらに握りしめた桜 舞い落ちる春を 忘れることなどない振り返るベンチには もう花びらだけ 電車の窓際もたれて 街にも明かりが灯る人混みのラッシュアワー 降りた駅のホーム またたく都会の夜景も すごく綺麗だけど…

  • 悲しみの旅人よ – 松原健之

    やまない雨は ないけれどいつまで続く 悲しみは心の中の こぬか雨いつの日晴れる 雨あがる悲しみの 旅人よ嘆くまい ひとりじゃないやさしさに めぐり逢い生きる意味 知るだろう 小雨に濡れる あじさいも身を寄せ合って 耐え忍ぶ光を浴びて きらめいて微笑むその日 信じてる悲しみの 旅人よ路はまだ 遥か遠くやさしさよ 壊れるな痛み知る 君ならば 悲しみの 旅人よそれぞれに 荷物背負いやさしさの 虹架かる明…

  • 北陸本線 – 松原健之

    米原駅から 北陸線に乗り換える時 コートが要るのと君は小さな 体すくめて ため息ついた見送らなくていい 振り向かないでこころまで 振り向いてしまうから サヨナラのための 強がりと僕にでもわかるけど帰ってゆくんだね 雪国の町へ北陸本線 想い出に雪が降る 琵琶湖の北へと 差し掛かるころ杉の並木も 真っ白なのとまるでふたりで旅立つように はしゃいでみせる淋しくなんかない 涙見せずに恋人も 近いうち出来る…

  • また逢いたいね – 松原健之

    あなたと会えた この幸せが歌になり 愛になる青空を 遥かに遠く旅する小鳥のように いとしい人よ元気でいたら 訪ねてください出逢ったあの頃 約束をしていたまた逢いたいね 逢えるといいねまた逢いたいね 逢えるといいね あなたの見せた その微笑みが母さんを 思い出す竹とんぼ とばして駆けたあの日の故郷浮かぶ いとしい人よいままで生きた 人生の半分一筋の道を 歌いつづけてきたまた逢いたいね 逢えるといいね…

  • 蛍よ – 松原健之

    たそがれ迫るころ恋の炎(ひ)を 点して舞ったやさしさの やさしさのシグナル 蛍よこの国の水が まだ汚れてなかったころの美しい 伝説の絵巻はどこへどこへ どこへ 消えたのだろう“ホー ホー 蛍来ィ”また会いたいね 蛍よ 草の篭に入れていのちの光 たたえていたわらべ唄 わらべ唄きいたね 蛍よこの国の土が まだ病んでいなかったころの美しい 思い出のフーガはどこへどこへ どこへ 消えたのだろう“ホー ホー…

  • 悲しみのニューヨーク – 松原健之

    目を閉じても見える想い出と部屋の灯り海風吹き抜けて遠く振り向けば摩天楼 眠らないこの街どれほどに無口のまま歩いてつまづいて悲しみを抱えて 君に会いたいもう一度君に会いたい叶わない夢でも思わず空見上げれば いつか星の海 まだハドソン川に暮れ残る夕陽の色あの日の倖せは何に替えようと戻らない ニューヨーク七番街にサイレンの音がひびく舗道に立ち止まり少しだけ滲んだ 別れになると気づかず知らずに過ごした僕は…

  • 雪風 – 松原健之

    今年も雪が降る 静かに降り積もる君 暮らすこの街を 包み守るように雪は降る バスを待つ 冬の道この場所へいつも君を送ってきてた 革靴を滑らせて 恐る恐る歩くぼくを君が笑ってた 今年も雪が降る 静かに降り積もるそれは偶然じゃなく 予定されてたようにぼくたちはまた会える 運命を信じてる君のない毎日は ただの思い出になる 雪よいつかこの願いが きっとかなうその日にも同じように 降ってておくれ 空港へ 走…

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