松前ひろ子

北の宿から – 松前ひろ子

あなた変わりはないですか
日毎(ひごと)寒さがつのります
着てはもらえぬセーターを
寒さこらえて編んでます
女ごころの 未練でしょう
あなた恋しい 北の宿

吹雪まじりに汽車の音
すすり泣くようにきこえます
お酒ならべてただひとり
涙唄など歌います
女ごころの 未練でしょう
あなた恋しい 北の宿

あなた死んでもいいですか
胸がしんしん泣いてます
窓にうつして寝化粧を
しても心は晴れません
女ごころの 未練でしょう
あなた恋しい 北の宿

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追分酒場 – 松前ひろ子

霙(みぞれ) 北風 しばれる夜はいても立っても いられぬわたし夜通し沖見て あんたの船の無事を祈って いるくせに互いに顔見りゃヨー 互いに顔見りゃヨー意地を張り

人生ふたり旅 – 松前ひろ子

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湯の町ふたり旅 – 松前ひろ子

涙分け合い 生きて来たやっとひと息 人並みに胸に嬉しさ 込み上げる…白い湯煙り ゆらゆらと揺れて優しい 湯の町ふたり旅別れ話も 二度三度笑い話よ 今ならば記念写

萩みれん – 松前ひろ子

支えを失くした この胸にせせらぎしみます 藍場川(あいばがわ)きっとあなたを 忘れると何度も何度も 決めたのに…別れてひとり 萩の町女の弱さか また泣けるあなた

春暦 – 松前ひろ子

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夫婦歩き – 松前ひろ子

苦労するなら この人と決めてあなたに ついてきた「よろしく頼む」「頼みます」人生雨風 茨道ふたりして一歩ずつ 歩いて行きます人の良さそな 笑い顔心安らぐ あなた

豊後巡礼 – 松前ひろ子

襟におくれ毛 湯上りの肌にほんのり 薄化粧豊後巡礼 いで湯町別府(べっぷ) 湯布院(ゆふいん) 九重(ここのえ)の湯おんな磨きの 旅ならば人が見返る 宿浴衣(や

夫婦草 – 松前ひろ子

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花街一代 – 松前ひろ子

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はなむけ祝い唄 – 松前ひろ子

夕陽の小みちで 手と手をつなぎ並んだ親子の 影法師花嫁姿に 心はしぐれ幼い月日が 目に浮かぶ娘の門出に はなむけ祝い唄金襴緞子の 帯しめながら花嫁御寮は なぜ泣

夫婦ばなし – 松前ひろ子

夫婦(めおと)って 愛ですねあなた仲が良いとか 悪いとかちいさな お話ですね人生死ぬほど くるしいときは身代わり覚悟も できているそれがあなたと わたしですね夫

北のおんな物語 – 松前ひろ子

うつむきかげんに 咲いてるおまえは黒百合みたいだと 抱きよせたせつなくて ただ腕のなか聞いていたのよ 波の音北のおんなが いのちがけ絞るよな 恋をしたそれが そ

初孫 – 松前ひろ子

梅の小枝で うぐいすが初音聞かせる 声よりも待っていました 初孫のめでためでたの 産声を祝う我が家に 春が来た笑顔 やさしい おひな様強く元気な 鯉のぼりどちら

愛につつまれて – 松前ひろ子

たとえば私は 炎の鳥かもしれない姿 気高い 女神の手から歌の翼を 授かったのよさあ 唄いなさいと涙はしあわせの 裏返し天国・地獄を 見てきたわ愛につつまれて 私

夫婦スキスキ… – 松前ひろ子

おまえの どこに 惚れたのかいのちをあげると 言ったじゃないの若い日のきれいなだけの 人生に愛と 苦労を 織りこんで夫婦スキスキ なみだが熱いわたしが前に 三歩

こころ酒 – 松前ひろ子

泣いて甘える あなたがいたら耐えてゆけます 辛くともそんな女の ひとり言酔って淋しさ 忘れるように呑みほしましょうか呑みほしましょうか こころ酒雨ににじんだ の

大阪無情 – 松前ひろ子

さよなら さよならさよならなんていやですとすねたあの娘(こ)の泪(なみだ)が背中にからむ水の都(みやこ)の とまり木づたい呑む酒は 呑む酒は吐息まじりの 大阪無

これから峠 – 松前ひろ子

伜に嫁きて 娘も嫁(い)っただども俺たちゃ まだまだ若い日向ぼっこを 決めるより風に向かって 歩こうじゃないかまだまだこれからだ まだまだこれからだこれから峠の

城ヶ島雨情 – 松前ひろ子

好きで別れた 人ゆえにいまも消せない 面影を利久(りきゅう)ねずみの雨は女の なみだ雨愛に引かれて 想い出をひとり訪ねる 城ヶ島たとえ再び 逢えたとて過ぎた月日

祝い船 – 松前ひろ子

晴れの門出の はなむけに唄に踊りに 手拍子を今日はめでたい 心の船出辛いこの世の 荒波越えてドンと漕ぎ出す 祝い船今度港に 着くときは子舟孫舟 連れて来い今日は

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