東京エスムジカ

月夜のユカラ – 東京エスムジカ

今宵 朧月夜 織り成す 水の調べに
祈るは 同じ月の 水面に浮かぶ 船の行く末
君よ 涙止めどもなく ただ今は狂おしく
誰ぞ伝えし月夜のユカラ
君の目に宿す そのかけら
君を思いし時の長さに この身果てるまで

エイエーエ エイエーエ
ツイニテウカブ コトノハハ
エイエーエ エイエーエ
オウセワカチシ ナミノハナ
エイエーエ エイエーエ
コヒシイタクゥ カシカムイ
エイエーエ エイエーエーエー

今宵 昔人の 織り成す 神代の歌よ
恋しは 同じ月を 分かつる波の 花と散りゆく
帰らぬ待人の姿 幻と見るほどに
幾夜を越えて探し続けた幸せはいつも波の向こう
君を思いし時の長さに
この身果てるまで この身果てるまで
誰ぞ伝えし月夜のユカラ
君の目に宿す そのかけら
古(いにしえ)伝う 悲話の定めに この身果てるまで

エイエーエ エイエーエ
ツイニテウカブ コトノハハ
エイエーエ エイエーエ
オウセワカチシ ナミノハナ
エイエーエ エイエーエ
コヒシイタクゥ カシカムイ
エイエーエ エイエーエーエー

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月凪 – 東京エスムジカ

海鳴りがうたかたの月に凪いで重い空とかさなる頃唄人が透明の弦をつまび君の背にも翼が咲くふわりふわり たゆたいながら旅の終わりを泣くのだろうふわりふわり ただ一心

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