東京エスムジカ

  • 月夜のユカラ – 東京エスムジカ

    今宵 朧月夜 織り成す 水の調べに祈るは 同じ月の 水面に浮かぶ 船の行く末君よ 涙止めどもなく ただ今は狂おしく誰ぞ伝えし月夜のユカラ君の目に宿す そのかけら君を思いし時の長さに この身果てるまで エイエーエ エイエーエツイニテウカブ コトノハハエイエーエ エイエーエオウセワカチシ ナミノハナエイエーエ エイエーエコヒシイタクゥ カシカムイエイエーエ エイエーエーエー 今宵 昔人の 織り成す 神…

  • 月影のワヤン – 東京エスムジカ

    追憶の炎に めくるめく 月影のワヤン 舞い踊れ アジアの夜に少年の瞳に ゆらめいた 月影のワヤン 舞い上がれ アジアの空に 白布を揺らす 真夏の夜の隙間風 影絵に踊る 小さな魂達よ行き交う時が 人形師の横顔に 深く刻んだ この世のうつろいの果て 燃えさかる夜の 描く叙事詩に 永久の悲しみを 重ね 追憶の炎に めくるめく 月影のワヤン 舞い踊れ アジアの夜に幻想の息吹が かき消した 今を探して 舞い…

  • 泥の花 – 東京エスムジカ

    ねえ 君の目には何が似合うだろう その深い湖にねえ 君の声を今も覚えている その悲しい響きを やがて朝を告げる光すべて白く染めていく君の声もその瞳も強きものも弱きものも ねえ 土のように静かなる君には どんな花を飾ろうねえ その体はどんなにも冷たかろう 泥の底 赤い花 僕は歌うこの痛みを誰かに届けるためにけれど時は君を忘れそして君を許すだろう さあ 踊ろう踊ろう僕らとさあ 泥咲く一輪の花をさあ 朝…

  • 百万年の愛の歌 – 東京エスムジカ

    大地よ響けよ 百万年の愛の歌夜風よ奏でよ この天地に生きるものの歌 嗚呼この 雫はいつか 深い川となり嗚呼また 心いずこに 流れてゆく そしてまた その 涙の海原にも燃ゆる言の葉 浮かべて 大地よ響けよ この声が届くのならば銀河よ伝えよ 百万年も君を忘れじと ただ今は途方もなく長い長い愛を巡る罪と運命と偽りを歌う でも今宵下弦の月もし君を照らすのならばどうか幸せな記憶と共に 嗚呼 この姿いつしか …

  • Standing On The Ground – 東京エスムジカ

    Standing on the ground, waiting for the windCarving out a way to your futureYou are never bound unlike your neighbors’ houndYou can go anywhere anytime you want Standing on the ground, waiting f…

  • Vida – 東京エスムジカ

    あなたとわたしで ずっと一人ぼっちのChildhood雨音奏でる 調べに合わせてララ Olha que linda a minha vida その愛すべき名前さえBom dia bonita e linda vida 忘れてしまってるなんてね あの頃世界は まるでワーズワースみたいで飽きずに眺めた 空の一部始終ほら そうだねえ vida あなたのその髪にも そっと鮮やかな花をわがままでよく泣くあな…

  • レンガ通り – 東京エスムジカ

    レンガ通りに雨が降って 紳士淑女が花開いてワイン色したパラソルで 異人さんにもご挨拶 ハイカラ色の服選んで 泥まみれ靴脱ぎ捨てて白い馬曳く馬車に乗って なんてモダンな暮らしでしょう 雨宿りには酒落たカフェー びいどろ越しの横顔が雨粒色に染められて どんなスタアもかなわない レンガ通りの通り雨 水たまりにも青い空夢にまで見た都では きっと何かが動き出す ああ でも今は窓の外雨に 手を伸ばして さあ …

  • 始まりに向けて – 東京エスムジカ

    さあ 始まりに向けて 耳貸して ちょっとでいいってなんてまた 歌いだす 確かなメッセージ 愛すべき者のため 夢のため 誰かのためってうそぶいて また交わす 素敵なメッセージ もし君の目が あの日とまだ同じなら迎えに行くよ そうね じゃあ 始まりにむけて 遠く どこまでも この旅が続くのならばきっと この歌は夢見がちな僕らの確かな道しるべになる 小さくにじむ星 君へとね 今届けたいよ両手ぎゅっと握っ…

  • オレンジの実る頃 – 東京エスムジカ

    駆け上る 海風が オレンジの 葉を揺らすOranges set me on fire. You set me on fire.情熱と 欲望の 埃立つ この町で 風をつないでミ・アモーレ この海を越えてやがて来る未来まで この胸に抱いて 今は踊れ踊れよ この町に オレンジ実るころ日に焼けた肌を伝う この思いを燃やすために 想人の 肌に似た 通り雨 土の色Oranges set me on fire.…

  • 紺碧の空を後にして – 東京エスムジカ

    遠い叫びが波にのまれ 夜毎 眠りの森へ迷い込む 君は誰の痛み想い 今日も強く その手広げ舞う 踊る僕らは 道を描き いのちを抱いて愛を誇る光を纏い 自由を手に 気高き空の下 銀を蹴り上げ 波を進む 君の目に棲む 永久を月に見て 灯す幾千の夢が 絶えず僕らの道 照らすだろう 声をからして やがて唄は いのちを嘆く闇を救う繋ぎ合わせた 地図にはない 気高き空を行く 踊る僕らは 道を描き いのちを抱いて…

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