杉田二郎

あの歌を覚えているか – 杉田二郎

三十歳(さんじゅう)前に けじめをつけて
大人になると 叫んでいたね
それから倍も 俺たち生きてきて
まだ青臭く 笑ってしまう
今度の夏に 墓参り兼ね
おまえの顔を 見に行くつもり
女房置いて 飲み明かすから
躰整え 覚悟しておけ

あの歌を 覚えているか
安酒と情熱と 若い涙がしみた歌
もう一度 声張り上げて
まだ人生 捨ててはいないと

勤めは週に 三日となって
寂しくもあり ほっともしている
娘が嫁ぎ 空き部屋ができ
一人で夕陽 ながめているよ

あの歌を 覚えているか
学生のアパートで 恋にあこがれ告げた歌
もう一度 声張り上げて
まだ人生 捨ててはいないと

あの歌を 覚えているか
俺たちを 呼びさます 遠い記憶の熱い歌
もう一度 声張り上げて
まだ人生 捨ててはいないと

もう一度 声張り上げて
まだ人生 捨ててはいないと

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