木根尚登

Piano Lesson – 木根尚登

隣の家(うち)からピアノの音がする
柔らかな日差しが眠気を誘うよ

窓辺で背を向ける猫
ふり向いてあくび
彼女はじゃがいもを剥く
日曜の昼下がり

部屋ではよその国のラジオが流れて
テレビは音もなく 元気を映してる

どこかの家から夕飯の匂いがする
ささやかな記念日 何もしない記念日

遠くでサイレンの音がする
猫の耳はピクピク
彼女はシーツを取り込む
日曜の昼下がり

しばらく続いたピアノのお稽古
いつの間にか日は暮れ
今日の日にさようなら

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ホントの君 ウソの君 – 木根尚登

耳たぶとほほが 赤く染まっている泣き笑いの顔に降る 雪が溶け出した“涙じゃない”なんて 嘘をつかないで凍えた肩抱き寄せて 守ってあげたい強い君が 弱い君 ささえ

誰かが君を愛してる – 木根尚登

心が死んでゆくよう‥ときみが泣いた弱虫だから二度と誰も愛せないと傷付くたびになぜ人は狡くなるの?少女のままなんだね 汚れのない声がつらいどんなに世界が悲しげに見

UNKNOWN TOWN~見知らぬ街~ – 木根尚登

目覚めれば傍にいつも君はいなくて差しこむ光さえ眩しすぎるけど時計の音だけが鳴り響く部屋で今でも君の声が聞こえてくる誰のせい?僕のせい?君は何も悪くはない生まれ変

思い出はクレセント – 木根尚登

街路樹のすきま 三日月が見える夜 歩いた道ふと立ち止まって 涙ぐんでいた君 思い出すよあきもせずケンカして 傷つけあっていたあの頃もっと 君を強く 抱き締められ

Roots of The Tree – 木根尚登

サイドミラーに君を映して走ったあの夏の日ガラスの夢に飾られて はにかむしぐさ 風と見てたあれからいくつも嘘と真実 季節にうもれたけど笑顔と涙のつづれおり 今も心

Im On Your Side – 木根尚登

海風に吹かれて 桟橋を走ってく振り向いて笑う君 まぶしいねカモメが輪を描き 君は空をみつめる遠い国に行きたいと つぶやいて胸に抱えた 夢があるなら話してほしい

風に向かって走れ – 木根尚登

高速の向こうに 赤く染まった空がアクセルはこのまま 抜け出したいね この街からおまえとふたりで 暮らせる場所があるもう二度と離さない いくつ夜を越えてもHigh

君がいた夏 – 木根尚登

砂ぼこり舞い上がる グランドの片隅で僕は一人たたずみ 耳を澄まし目を閉じた去年の今頃は 二人この場所で同じ夢をみていた 同じ風を感じていたときめきを押えきれず 

H2O – 木根尚登

青い夜に揺れて 戸惑う月明り心盗みたくて みつめてる唇背中にかかる髪は 夢よりしなやかで肩にもたれたままで 今何を思うの願い事は二人同じ 言葉にしないで時を止め

Not Too Late – 木根尚登

明け方眠る町 走り抜けてく荷物は君とギター それだけでいいさレンガの壁と窓 置き去りにしてはるかな山を越える motorwayに乗ろうささやかな幸せ 人は守り続

夜明けのスロー・ボート – 木根尚登

君の肌に 指をすべらせながらつかの間 浅い眠りに落ちていた夢はいつも僕を 過去へと導き悲しみの記憶へと たどる愛せずに 手放してきた毎日愛しても 離れていったも

空につづくロマンティック – 木根尚登

久しぶり君を乗せ 真夜中の高速を走れば夜明けが闇の向こう 僕らを呼んでるゴーストタウン走りぬけ 助手席で君は眠ってる行き先は青い風の街海が見えるあの丘 覚えてい

君への道 – 木根尚登

古いアルバムを眺めていたあの頃は君に癒されていたんだ夢を追いかけ 夢に振り回されて行きつ戻りつ がむしゃらだったいつからか君は無口になって自分の夢を探し始めてた

RUNNING ON – 木根尚登

失望と崩壊に傾きかけた曖昧な力のない微笑みどこへ行こうとして 何を追いかけてるのかも分からない程に張り裂けそうな 夢抱いている痛む胸に涙こらえ雨の中を走り続けた

ノックは3回 – 木根尚登

タイムマシンであの頃に戻ったんだ僕のスクールデイズ 君に会いにやってきたどうしてだろ? ずっと気になっていたんだ君のふさぎこんだその顔を僕はあの時 声をかけたか

桜ヶ丘 – 木根尚登

遠くに見える高い銀の電波塔知らないうちに河もきれいになった幼い頃に父親の手に引かれて 歩いた道はただ風が吹いている何だか急に心は切なくなって若い日のように とき

MY BEST FRIEND – 木根尚登

あいつに借りたレコード それが未来のはじまり指にまめを作って 毎日ギターを弾いていた午前中のジャズ喫茶 放課後のアルバイトあいつはバンドをやめた 僕は髪を伸ばし

浮雲 – 木根尚登

午前中のノルマをやっと済ませてランチを逃して 缶コーヒーと屋上へクソ忙しくても 青空はイイね流れる雲見てたら あの日になったわすれたい過去に 落っこちたわすれら

夢のさき – 木根尚登

どこか遠くに行きたくてリュック1つで部屋を飛び出した携帯忘れたのに なぜか不安じゃない知らない街を歩いてる子供みたいにドキドキしながらも線路の脇の道 夏の草の匂

愛をそのままに – 木根尚登

いくつもの星が せつなく降りかかる freewayサイドシートに眠る君を蒼く照らす twilight長すぎた ひとりの夜を過ごさせてしまったね時が過ぎて 君は淋

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